2020/05/05
【リガノールトレード】メキシコペソをFXトレードして資産倍増を目指す方法とは
メキシコペソのリガノール積立で想定利回り約28%で運用できましたが、これからは新手法でメキシコペソを運用することにしました。
その新手法とは、
【リガノールトレード】
略して「リガトレ」です。
リガノール積立はどちらかというとスワップポイントに重きを置いた投資手法でした。
しかし、今回の運用手法は為替差益を重視したトレード手法です。
(追記)2019年7月の時点ですでに利益が15万円オーバーとなっています。
堀 聖人さん@HolyMasa55が提唱するリガトレ。
G20直後&🇺🇸雇用統計での爆上げがあったとはいえ、自分は7/1〜の1週間で🇲🇽ペソで資産+1.45%。
控えめに言って神。(*≧∀≦*)
メキシコペソに特化したリガノールトレードのコツと実績【毎週公開中】 https://t.co/QYOOO5m4dG
— レンゾウ@FXスワップ投資初心者 (@renzoufx) 2019年7月6日
この記事では、メキシコペソ運用のための新手法【リガノールトレード】の概要と詳細を説明しますので、メキシコペソトレードでの利益獲得に関心のある方は最後までご覧ください。
【この記事の要点】
- リガノールトレードとは
- リガノールトレード・ルールの詳細
- リガノールトレードのメリット
- リガノールトレードのデメリット
- 【追記】リガトレ徹底解説記事(note)
- リガノールトレード向けFX口座
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リガノールトレードとは
リガノールトレードとは、自身で設定したメキシコペソ円レートの範囲内に新規指値注文を並べる投資手法です。
たとえば、メキシコペソ円の5.6円~6.0円の間に40本の新規注文をおき、一定の値幅をとったら指値決済、といった感じになります。
為替レートの範囲内に注文を並べる? 何かトラリピのようなリピート系をイメージするかもしれません。手動で注文を出すトラリピ、と思う方もいらっしゃるでしょうか。
でもトラリピとはちょっと違いますし、トラリピのデメリットを極力なくすトレード手法です。
強いて言うなら、リピート系とスワップ運用の中間的なトレード手法と言えるかもしれません。
なぜリガノールトレードを発案したかを簡単に話します。
冒頭で紹介したように、以前メキシコペソのリガノール積立をしていました。
リガノール積立はポジションを長期保有しスワップポイントを受取るのがメインで、かつ各ポジションが一定の利益幅(10~13.5銭)に達したら利益確定(リガノール注文とよんでいた)する取引手法でした。
この取引を約半年続けていたときに、ふと考えたのです。スワップ狙いよりも為替差益をメインで狙ったほうがさらに利益率が良いのではないかと。
しかし、トラリピは自動運用ですので手数料がかかりますし、スワップポイントは低めに設定されています。
トラリピをサービスするM2Jのスワップに関してこんな口コミも。
欲を言わせてもらうとM2Jはスワップが少ないんですよね。
別会社の買い + M2Jの売りが良さそうに見えてしまいます。 https://t.co/uSNkLk2DpN
— 日本发财之路 (@zairitouzi) 2019年3月21日
2019年5月27日からトラリピでもペソ円が運用できるようになったものの、スペックが良くないのでトラリピでペソ円は運用しないことにしました。
また、アイネット証券のループ・イフダンでメキシコペソ円のリピート運用はできますが、値幅が最低50銭しか選択できないんです。
ですから、メキシコペソ円でどうにか為替差益を効率よく獲得できないか考え、至ったのが【リガノールトレード】なのです。
リガノールトレードルールの詳細
では、リガノールトレードの詳細をお伝えします。
【リガノールトレード・ルール】
- レンジ幅を設定する
- 指値注文幅を設定する
- 毎注文の通貨量を設定する
- 毎ポジションの利確幅を設定する
- 損切り設定はしない
- 両建てはしない
これが基本になります。もちろん、効率や有効性を検証した結果、修正が必要なときはすぐに修正します。
レンジ幅を設定する
注文時のメキシコペソ円レートを中心にレンジ範囲を決め、レンジ内に任意の指値注文を置きます。
一例ですが、
2つの赤線、4.00円~5.50円の間に新規買い注文をおくことにします。(注文方法はIFD注文)
指値注文幅を設定する
何銭毎に新規の指値注文をおくか任意で設定します。
毎注文の通貨量を設定する
毎注文の通貨量を任意で設定します。
FX会社によっては100通貨、または1000通貨、1万通貨を選択できますが、言うまでもなく一つの注文の通貨量とリスクは比例します。
参考までですが、1注文の値幅と利益の関係は以下の通りです。
- 1000通貨⇒値幅10銭⇒利益100円
- 1万通貨⇒値幅10銭⇒利益1000円
- 10万通貨⇒値幅10円⇒利益1万円
毎ポジションの利確幅を設定する
毎ポジションの利確幅を任意で設定します。
2銭の値幅か、5銭か、10銭か悩むところですが、過去のレートの動きを検証するなどしてベストな利確幅を探すことになります。
損切り設定はしない
逆指値注文による損切り設定はしない予定です。
しかけた注文がすべて約定したあとメキシコペソ円レートが急落してもロスカットされないよう、十分な資金をFX口座に入れておくことで対応可能です。
言い換えるとロスカットレートを低く維持できるよう、資金管理することがリガトレの基本中の基本になります。
両建てはしない
リガトレでは両建てはしません。あくまでもメキシコペソ円を「買い」注文で運用します。
想定レンジから外れてポジションを保有することになっても、スワップ運用に切り替えられるからです。
ペソ円の売り注文はマイナススワップなので、当然スワップ運用にはなりません。
わたしの設定
一例になりますが、メキシコペソをこのような設定でリガノールトレードします。
【メキシコペソのリガトレ設定】
- レンジ幅:1.5~2.0円(随時変更)
- 指値注文幅:5銭
- 毎注文の通貨量:1万通貨
- 利確幅:2銭(200円)
- FX口座内資金(セントラル短資FX):100万円
- ロスカットレート:約2.73円
1注文の利益はほんのわずかですが、少額の利益をコツコツ乗せていくスタイルでリガトレすることにしました。
コツコツリガノールか試してみたいと思います。
ちなみにロスカットレートのシミュレーションはみんなのFX(トレイダーズ証券)のHP内で行いました。
FX口座内に100万円入金している状態でロスカットレートは約2.73円です。
当初80万円でリガトレする予定でしたが、万全の態勢で資産運用するため追加資金として20万円入金し、合計100万円でメキシコペソのリガトレを実行します。
繰り返しになりますが、リガトレの肝は資金管理です。
資金管理さえしっかりしていれば、ロスカットに遭わずにコツコツ利益を積み上げていけるはずです。
リガノールトレードのメリット
今回お伝えしているリガノールトレードのメリットはなんでしょうか? 主なメリットを挙げてみます。
金利リスクの影響を受けにくい
リガノールトレードはあくまでも為替差益狙いのトレード手法です。ポジションを保有し続けることでスワップポイント獲得も可能ですが、それは副次的な効果に過ぎません。
ですから、メキシコの政策金利が下がりスワップポイントが低下しても大きな影響は受けません。
リガノール積立はスワップポイント狙いの運用でしたから金利リスクの影響を受けやすかったですが、リガトレはそのデメリットを補うことができます。
少額からFXトレードできる
リガノールトレードの設定は一通りではなく、自己資金に応じて任意で設定できます。
ですから、FX初心者の方でも取り組みやすく、少額からのトレードが可能です。
私の場合は100万円をFX口座に入金し、
- 1注文1万通貨
- 注文幅5銭
- 利確幅2銭
で設定し運用しますが、たとえば、
- 1注文1000通貨
- 注文幅5銭
- 利確幅2銭
という設定ならばさらにリスクをおさえたトレードになりますし、10万円くらいの資金でトレードを始められます。(ロスカットレート0円)
自己資金に応じて設定を変えてみてください。
コツコツ利益を上積みできる
短期間でガッツリ利益を得られる投資法ではありませんが、コツコツと利益を積み上げていくことができる投資法です。
リスクと利益のバランスを保ちながらしっかり利が乗るリガノールトレード。
リスクを極力抑えながらコツコツ資産を増やしていきたいという方に、ぜひおすすめです。
値動きが小さくてもスワップ収入を期待できる
わたしの設定でいえば注文幅5銭、利確幅2銭なのでかなり頻繁に利益が発生するとは思いますが、為替レートが微動だにしないときがあるのも確か。
それでもポジションを次の日に持ち越せばスワップポイントは受け取れますので、メインではありませんがスワップ収入を期待して良いと思います。
下値余地が相対的に小さい
リガノールトレードはメキシコペソ円に特化したトレード手法です。
メキシコペソ円レートは執筆時点で約4.5円で推移していますので、どんなに下がっても4.5円ほど。
つまりロスカットにならないように準備すべき資金が少なくてすむ通貨ペアなのです。
たとえば豪ドル円レートは約75円ですから、極論を言えば下値余地はあと75円あるわけです。
ロスカット対策費用がメキシコペソ円よりも必要なのは簡単にわかりますよね。
ですから、下値余地が小さいメキシコペソ円でのリガノールトレードは資金面でもメリットがあるのです。
ほかの通貨ペアでもリガトレは採用できると思いますが、
- 証拠金が少なくてすむ
- 下値余地が小さい
- スワップが高い
この条件を満たす通貨ペアは私の知る限りほとんどありません。
ですから、まずは最適と思われるメキシコペソ円でリガトレをやってみようと思います。
リガノールトレードのデメリット
リガノールトレードには、今考え得るデメリットが存在します。その点を念頭に置いてトレードを始めるべきです。
注文と設定はすべて自分
先にあげたように、リガノールトレードは自分で注文と設定を行う必要があります。
値が動けば動くほど利が乗りますが、その分新規注文を発注しなおす必要があるので面倒に感じるかもしれません。
面倒くさがりの方にはもしかしたら向いていないかもしれないので、悪しからず。
為替暴落時にできることは少ない
設定時に想定レンジを決めますが、レンジ上限付近で為替暴落が起きるとできることは多くありません。
レートより下に指している注文がすべて成立し、ポジション保有のままペソ円レートが下落すると含み損を抱えることになります。
ただし、その場合でも焦る必要はありません。
ペソ円スワップはかなり高いので、含み損をカバーできるほどではありませんが、スワップポイントはたまっていきます。
為替レートが回復するまで気長に待ちましょう。
また、為替レートが底値圏にきたとき、余裕資金があれば買い増すのも一つの手です。
無謀なナンピン買いは決しておすすめしませんが、計画通りの買い増しなら有効手法になります。
それよりも何よりも、一方方向にしか動かない通貨はありません。
しばしば上昇&下落トレンドは発生しますが、そのトレンド発生中でも為替レートは必ず上下の変動を繰り返します。
その為替変動の波を利用してコツコツ利益を出していけると見ています。
ロスカットにならないよう資金管理が必須
積極的に利益を狙いにいくのは問題ないですが、逆指値注文設定は基本的にしないのがリガノールトレードのルールです。
ですから、ロスカットにはならないようFX口座に十分な資金を入れておくことが不可欠です。
先にふれたように、含み損をかかえてもスワップ運用に切り替えれば問題はありません。
しかし、ロスカットされてしまうとすべてが終わってしまうので、ロスカットにならないよう資金管理をしっかり行うのが重要になります。
シミュレーション機能を利用し、FX口座内にどれだけ資金を入れておくべきか、自身でも計算してみてくださいね。
リガトレの徹底解説記事
この記事や関連記事でリガトレの設定や運用方法と注意点を解説しましたが、詳細すべてはお伝えしきれていません。
そこで、リガトレ初心者の方でも取引を始められるよう設定方法や注意点をまとめたnote記事を作成しました。
もし良かったらそちらもあわせてご覧になってください↓
リガノールトレード向けFX口座
リガトレをどのFX口座で運用するか、ですが、利用条件があります。
- メキシコペソ取扱FX口座(アタリマエダ)
- スプレッドが狭い⇒取引回数が多いので取引コストに影響
- 1000通貨単位取引手数料無料⇒1000通貨取引有料のFX口座は×
- スワップポイントが高い⇒利益率を高められる
- 少量の取引単位で取引できる⇒1万通貨単位取引しかできないとリスク高くなる
これら条件を満たしたFX口座がより利益率の高いトレードができるはずです。
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追記:リガトレ実績記事
すでに運用は一時停止中ですが、数か月間リガトレでどれほど利益をあげることができたか、実績記事があります。
参考にしてください↓