2023/05/23

世界戦略通貨ペアをトラリピ運用|収益率を上げる重要ポイント

画像:マネースクエア社HP

マネースクエア社はストラテジストが戦略策定した「トラリピ世界戦略リスト」を提供しています。

世界戦略リストに主要3通貨ペアがあるのですが、それら通貨ペアを運用して収益を上げているトラリピ運用者の声がネット上で続々と上がっています。

これらコメントは一部です。実際、わたしも世界戦略リストの中の1通貨ペアを運用し、順調に利益を積み上げることができています。

それをふまえ、この記事では以下の点をお伝えします。貴重な情報が含まれているので、ぜひ最後までごらんください。

この記事の要点

  • マネースクエア社の世界戦略リストでトラリピ
  • 2種類のトラリピ手法|自動トラリピと手動トラリピ
  • 世界戦略通貨ペアを手動トラリピするのに絶対おすすめのFX口座

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マネースクエア社の世界戦略リストでトラリピ

マネースクエア社の世界戦略リストに挙げられている3通貨ペアは以下の通りです。

マネースクエア社HP

実際は4通貨ペアあるのですが、執筆時点でカナダドル円はレンジ外で停止中なので、ここで紹介するのは3通貨ペアとします。

  1. AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)
  2. EUR/GBP(ユーロ/英ポンド)
  3. USD/CAD(米ドル/カナダドル)

なぜこの3通貨ペアの組み合わせが合理的なのか、一つ理由を挙げると、

  • 3通貨ペアの相関性が低い

これが主な理由です。つまり、レートが同じような動きをしにくいので、安定して収益を獲得しやすいのです。

3通貨ペアとも右肩上がりまたは右肩下がりの動きになると、含み損が増えやすくコンスタントに収益を得られません。

しかし、3通貨ペアは同じような動きにならないので、収益率が高くなる傾向にあるのです。

マネースクエア社の公式サイトで詳細を見る→トラリピ世界戦略

これら通貨ペアを運用したいなら、マネースクエア社のHPからワンクリックで発注できるので非常に便利です。

もちろんマネースクエア社のトラリピ口座を持っているのが大前提ですが。

トラリピ口座の開設はこちらから→マネースクエア

2種類のトラリピ手法|自動トラリピと手動トラリピ

実は世界戦略リストに挙げられている通貨ペアを運用する主な方法は2つあります。

  • 自動トラリピ:マネースクエア社のトラリピ口座利用
  • 手動トラリピ:一般のFX口座を利用

自動トラリピなら、1度発注すれば自動でリピートしてくれます。買いまたは売りの注文が決済されたら、新規注文を自動で発注してくれるのです。

手動の場合、発注作業だけでなく、ポジション決済後の新規注文も手動で行う必要があります。

もし仕事中、あるいは取り込んでいるときにポジションが決済されたら、すぐに新規注文を発注できないかもしれません。

そういうことはほとんどないですが、機会損失の可能性がでてくるのです。

  • 自動トラリピ:日中仕事や家事に忙しくしている方におすすめ
  • 手動トラリピ:決済後の新規注文が苦にならない方におすすめ

わたしは自動でも手動でもトラリピするのですが、率直な感想は、

自動トラリピは楽です。勝手に新規決済注文してくれるので、まさにほったらかし運用です。

手動トラリピは毎発注作業が忙しいというイメージですが、毎日何十回もポジションが決済されることはありません。

感覚的に言うと、平均2~3回/日の注文作業が必要になるだけです。慣れると1回の新規注文入力作業は10~15秒です。

1日1分でも惜しいという方は全自動のトラリピ口座。でも「手動でもいいな」という方はぜひ、手動トラリピがどんなものかトライしていただきたいです。

なぜ手動トラリピがおすすめかというと、コストパフォーマンスが圧倒的に違うんです

自動トラリピと手動トラリピのコストを比較

トラリピ口座での自動トラリピと一般のFX口座での手動トラリピのコスパを簡単に比較してみます。

リピート系トレーダーから人気の高いAUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)の通貨ペアスワップポイントとスプレッドを比較してみます。

スワップポイントを比較

ポジションを長期間保有すればするほどスワップポイントが収益率に影響をあたえます。スワップポイントがプラスであろうとマイナスであろうと、お得なほうが良いのは間違いありません。

わたしがよく利用するトラリピ口座(自動口座)とセントラル短資FX(手動口座)のスワップポイントを比較してみましょう。

マネースクエア社のトラリピ口座は、

トラリピ口座のスワップポイント

そしてセントラル短資FXのスワップポイントは、

セントラル短資FXのスワップポイント

まとめると、

  • 自動トラリピ口座:買-34円、売+42円
  • 手動トラリピ口座:買-14円、売+12円

一見マネースクエア社のトラリピ口座のほうが断然お得に見えますが、リピート売買は買いポジションや売りポジションを保有するものです。差し引き額でみると、

  • 自動トラリピ:+8円
  • 手動トラリピ:-2円

1Lot運用に付与されるスワップの差は10円です。マネースクエア社のトラリピ口座のほうが少しだけ優位なようです。

スプレッドを比較

次にスプレッドを比較してみます。スプレッドは毎取引にかかる取引手数料のようなものですから、スプレッドが狭いほうが有利なのは言うまでもないですね。

トラリピ口座のスプレッドは、

トラリピのスプレッド(23年5月17日pm1時頃)

4.5pipsです。(トラリピ口座のスプレッドは時間や相場環境によって変動します。)

セントラル短資FXのスプレッドは、

セントラル短資FXのスプレッド(23年5月17日pm1時頃)

1.0pipsですね。(原則固定、例外あり)

  • 自動トラリピ:4.5pips(約392円
  • 手動トラリピ:1.0pips(約87円

1NZドル=87円で計算すると、1Lot取引にかかるコストが以上のようになります。

スワップを差し引いても自動トラリピのほうが圧倒的にコストがかかるんですよね。その代わりにリピート取引で楽できます。

手数料を払ってゆるーく自動トラリピ取引するか、コストをおさえて手動トラリピ取引するか。それはあなた次第です。

世界戦略通貨ペアを手動トラリピするのに絶対おすすめのFX口座

もし自動でトラリピしたいなら、マネースクエア社のトラリピ口座を開設して発注すればOK。すぐに世界戦略できます。

自動トラリピ口座を開設する→マネースクエア

でもコストをおさえて手動トラリピしたいというなら、大切なのはどのFX口座を使うか決めることです

FX口座によってスワップポイントやスプレッドが違いますので、比較してから最適のFX口座を選びたいですよね。

世界戦略リストに挙げられている3通貨ペア運用に最適なFX口座、以下ご紹介したいと思います。

「世界戦略」に最適なFX口座

データ収集に4,5時間かけてコスパ有利なFX口座を探し出しました。(さすがに目がしばしばします)

世界戦略リストの3通貨ペア運用におすすめのFX口座は以下の通りです。

  • AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)
  • 買い専用FX口座:セントラル短資FX
  • 売り専用FX口座:みんなのFX

ポイントは、買いと売りのポジションを持つための口座を分けることです。なぜ分けるべきなのかは、過去記事をご覧ください。

堀聖人のトラリピ運用 | ダイヤモンド戦略DTブーストver.2

簡単に言うならば、コストパフォーマンスを最大限高めるためには口座を分けるのがおすすめです。

口座を分けるのが面倒という場合は、みんFとセン短のスプレッドとスワップポイントを比較して好きなほうを選んでください。

  • 《AUD/NZDスプレッド》(2社共に原則固定、例外あり)
  • みんなのFX:1.8pips(1Lotにかかるコスト約157円
  • セントラル短資FX:1.0pips(1Lotにかかるコスト約87円

 

  • 《AUD/NZDスワップポイント》(2023年5月16日付与分)
  • みんなのFX:買-40円、売+39円
  • セントラル短資FX:買-14円、売+12円

 

一つの考え方としては、スワップ収益は微々たるものなので、スプレッドが狭いほうを選択する、です。

スプレッドによる取引手数料はバカにならないですからね。どちらかといえば、現時点で私はセン短を選びます。

セントラル短資FXで口座開設する→セントラル短資FX

次の通貨ペアを見てみましょう。

  • EUR/GBP(ユーロ/英ポンド)
  • 買い専用FX口座:みんなのFX
  • 売り専用FX口座:セントラル短資FX

こちらも売買口座を2つに分けるのがおすすめです。もちろんコスパをおさえるためです。

  • 《EUR/GBPスプレッド》(2社共に原則固定、例外あり)
  • みんなのFX:0.9pips(1Lotにかかるコスト約155円
  • セントラル短資FX:1.0pips(1Lotにかかるコスト約172円

 

  • 《EUR/GBPスワップポイント》(2023年5月16日付与分)
  • みんなのFX:買-33円、売+32円
  • セントラル短資FX:買-85円、売+84円

 

FX口座によってスペックがけっこう違いますよね。

最後の通貨ペアを見てみます。

  • USD/CAD(米ドル/カナダドル)
  • 買い専用FX口座:セントラル短資FX
  • 売り専用FX口座:ヒロセ通商

今回データを徹底的に調査して驚愕だったのが、ヒロセ通商でした。ヒロセ通商を使わない理由はないなと思いました

スペックは以下の通りです。

  • 《USD/CADスプレッド》(2社共に原則固定、例外あり)
  • セントラル短資FX:1.8pips(1Lotにかかるコスト約185円
  • ヒロセ通商:1.8pips(1Lotにかかるコスト約185円

 

  • 《USD/CADスワップポイント》(2023年5月16日付与分)
  • セントラル短資FX:買+50円、売-61円
  • ヒロセ通商:買-50.5円、売0円

 

2社のスプレッドは一緒ですね。また、他口座と違いヒロセ通商の買いスワップポイントはマイナスです。

それよりも注目したいのが売りスワップ。なんと0円なんですよね。

その日だけ0円なんじゃない?と思いますよね。

過去にさかのぼってデータを調べたら2022/09/13からヒロセの売りスワップは0円なんです。

スワップ0円がいつまでつづくかわかりませんが、現時点で最強です。

他社ですとUSD/CADの売りには必ずマイナススワップポイントが付きます。つまりジションを保有する限り、毎日スワップポイントを支払わなければなりません

でも、ヒロセ通商なら1年近く0円。スワップを払う必要はありません

ヒロセの買いスワップはダメダメですが、USD/CADを売るならヒロセ通商はいかがでしょうか。

2023年5月17日追記

以上紹介したUSD/CADを売買別に2口座を分けて運用する手法、ツイッター上で反響があります。

 

USD/CADを両建てするという手法も可能です。2口座活用するUSD/CAD運用方法、ぜひトライしてみてください。

世界戦略に最適のFX口座3つ

簡単にまとめます。

世界戦略リストに挙げられている3通貨ペアを手動リピートするなら、買いと売りでFX口座を分けてトレードしましょう。

 

 

 

それでは、また。

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