マネーパートナーズの連続予約注文を解説 | 手数料、注文方法、おすすめ設定
FX裁量取引ではなかなか利益を得られなくても、リピート系でコツコツ収益を上げている人が増えてきました。
最近では、リピート系注文であるマネーパートナーズの【連続予約注文】が注目を浴びています。
- 連続予約注文とはどんな注文なのでしょうか?
- どんな使い方をすれば良いのでしょうか?
この記事ではマネパの連続予約注文に関して全部まとめます。リピート系に興味のある方は最後までご覧ください。
【この記事の要点】
- マネーパートナーズの連続予約注文とは
- 連続予約注文の取扱通貨ペアと手数料
- 連続予約注文とトラリピやループ・イフダンの違い
- 連続予約注文の口コミ・評判
- 連続予約注文の注文方法【画像付き】
- 【当サイトオリジナル】連続予約注文の通貨ペアランキング
- 連続予約注文のおすすめの設定
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マネーパートナーズの連続予約注文とは
連続予約注文とは、指定した価格で新規注文と決済注文を予約し、1注文につき最大20回まで連続して同注文を繰り返してくれる注文方法です。
たとえば、
- ドル円を100円で買い101円で売る
このような注文をセットしたとします。
じっさいにドル円レートが100円に達すると自動で新規注文が成立し、101円になると自動で決済されます。
このとき注文数量が10万通貨だった場合、獲得利益は10万円です。
そして、レートが100円に下がればあらたに新規注文が成立し、101円で決済されます。
予約した注文にうまく為替レートがひっかかると、寝ている間でも自動で注文が約定し利益を得られるという、かなり便利な注文方法になります。
連続予約注文の使い方をイメージしやすいように画像で見てみると、
こんな使い方になります。
注文ラインと決済ラインをいったりきたりするなら、連続で予約注文が成立し収益を上げられる。
これがマネーパートナーズの連続予約注文です。
使い方がすこしイメージできたでしょうか。
でも、イメージ通りに為替レートは動かないだろうし、言うほど利益は上げられないんじゃないの? と思うかもしれませんね。
実際の為替チャートを見てみると、意外にもけっこう利益をあげられるかも、って思わされます。
これは2019年7月22日~24日の明け方までの、約48時間のメキシコペソ円(MXN/JPY)チャートです。
- 赤丸⇒買い
- 青丸⇒売り
もし注文幅1銭ごとに1万通貨の連続予約注文をしかけ、利確幅を同じく1銭に設定したとすると、こんなにも売買注文が約定したことになります。
- 買い注文⇒12回
- 売り注文⇒8回
8回売り注文が約定したならば、確定利益は800円です。
7月22、23日はいつもと比べてとりわけレート変動の小さいときでしたが、それでも日平均400円の収入になりました。
皮算用になりますが、毎月20日間の営業日に400円/日の利益ならば、毎月8000円の利益確定となります。
それにはスワップポイント分は含まれていませんので、確定利益はもう少し多くなるかもしれません。
わたしは他のFX口座で「リガトレ」をしており、毎月8000円以上の利益を獲得していますので、ここで計算した利益額8000円/月はかなり現実的と見ています。
少しそれた話を戻しますが、マネーパートナーズの連続予約注文の使い方がおわかりいただけたと思います。
⇒指定した価格で新規注文と決済注文を予約し、1注文につき最大20回まで連続して同注文を繰り返してくれる注文方法
1注文につき最大20回まで連続して注文してくれますが、20回に達すると再注文をしなければなりません。
それはちょっと面倒…という声が聞こえてきそうですが、この問題は近いうちに解決すると見ています!
マネーパートナーズ社の早急な対応に期待しましょう。
連続予約注文の取扱通貨ペアと手数料
連続予約注文は、「マネーパートナーズFX」または「マネーパートナーズFX nano」口座を保有していれば誰でも発注できます。
どちらの口座でも連続予約注文を発注できますが、どちらとも手数料は0円です。
実質上スプレッド分がコスト負担となるだけで、連続予約注文に別途手数料がかかることはありません。
マネーパートナーズFXとマネーパートナーズFXnanoの違いを一言で言うと、取引通貨単位が違います。
- マネーパートナーズFX⇒1万通貨単位取引
- マネーパートナーズFX nano⇒100通貨単位以上の取引
少額でリスクをおさえて連続予約注文をやってみたいならマネパFX nanoで、FX取引やリピート系に慣れている方は1万通貨単位取引のマネーパートナーズFXで良いと思います。
この2つの口座を比較すると取扱通貨ペアとスプレッドが微妙に違うんです。
比較表を作成したのでご覧ください↓
PFX(1万通貨単位取引) | PFX nano(100通貨以上の取引) | ||
米ドル/円 | 0.3銭 | 米ドル/円 | 0.4銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | ユーロ/円 | 0.7銭 |
豪ドル/円 | 0.6銭 | 豪ドル/円 | 0.9銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 | ポンド/円 | 1.2銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 | NZドル/円 | 1.8銭 |
トルコリラ/円 | 1.9銭 | トルコリラ/円 | 3.8銭 |
メキシコペソ/円 | 0.3銭 | メキシコペソ/円 | 1.0銭 |
南アランド/円 | 1.0銭 | 南アランド/円 | 1.9銭 |
スイスフラン/円 | 3.8銭 | スイスフラン/円 | 2.4銭 |
カナダドル/円 | 3.8銭 | カナダドル/円 | 2.4銭 |
香港ドル/円 | 2.8銭 | – | – |
シンガポールドル/円 | 3.5銭 | – | – |
ユーロ/米ドル | 0.3pips | ユーロ/米ドル | 0.8pips |
ポンド/米ドル | 0.8pips | ポンド/米ドル | 1.9pips |
豪ドル/米ドル | 0.9pips | 豪ドル/米ドル | 1.4pips |
ユーロ/豪ドル | 2.3pips | ユーロ/豪ドル | 2.3pips |
ユーロ/ポンド | 2.0pips | ユーロ/ポンド | 2.0pips |
豪ドル/NZドル | 6.0pips | 豪ドル/NZドル | 6.0pips |
ポンド/豪ドル | 4.9pips | ポンド/豪ドル | 4.9pips |
NZドル/米ドル | 2.0pips | NZドル/米ドル | 2.0pips |
マネーパートナーズFX取扱通貨ペアは20ペア、マネーパートナーズFX nanoは18ペアです。
通貨ペアによってスプレッドに違いがあり、スプレッドが狭いほうがコスト負担は少なくてすみます。
スプレッドは全体的にnanoよりも本家のマネーパートナーズFXのほうが狭く設定されていますね。
たとえば、同じペソ円(MXN/JPY)でもスプレッドが違いますね。
マネパFXではスプレッド0.3銭ですが、
マネパFX nanoでは1.0銭です。
0.3銭と1.0銭の差は相当大きいです。
5.50円で新規買い注文を発注した場合、
- マネーパートナーズFX⇒5.503銭で約定
- マネーパートナーズFX nano⇒5.510銭で約定
このような違いになりますので、投資効率がだいぶ変わってくると思います。
自身の投資金や投資目的によってどちらのFX口座を利用するか選択することになるでしょう。
連続予約注文とトラリピやループ・イフダンの違い
マネパの連続予約注文はいわゆるリピート系ですが、同じリピート系のトラリピやループ・イフダンとは何が違うのでしょうか?
- トラリピ⇒想定レンジを決めるリピート系
- ループ・イフダン⇒3点設定のリピート系
このように理解できます。
トラリピでは、たとえばドル円で取引する場合、想定レンジを100円~120円に設定し、そのレンジ内にIFD注文をしかけます。
ループイフダンは、①運用する通貨ペア、②買いか売り、③利確幅、この3点を任意で設定し運用します。
トラリピはループ・イフダンよりもカスタマイズ性が少々高めなので、
- ループ・イフダンはFX初心者向け
- トラリピは初心者から中級者向け
このように位置づけられます。
マネパの連続予約注文は、注文するレートを決めるリピート系です。
自身でレンジ設定をすることはできますが、発注時にレンジ設定をする必要はなく、あくまでも新規・決済注文レートを決めるだけです。
私見ですが、トラリピよりもカスタマイズ性は高いものの複雑ではなく、資金管理やリスク管理がしやすいリピート系と見ています。
初心者でも十分利用可能な注文機能ですよ。
連続予約注文の口コミ・評判
実際、利用しているFXトレーダーは連続予約注文をどのように評価しているのでしょうか。
Twitterで検索してみると、マネパの連続予約注文に関する口コミや評判が多数みられます。
各トレーダー、いろいろな意見をお持ちのようです。
少額から始められるが、手間がかかる
>>【保存版】マネパの連続予約注文とは?メリット・デメリットを解説https://t.co/uFuKOm0t2i
■メリット
・コストが異次元の安さ
・100通貨単位なので、少額(3万円程度)で始められる
・鈴のトラリピ設定も再現可能■デメリット
・設定、メンテが非常に手間かなり癖の強い自動売買です(^^♪
— 鈴@セミリタイア生活中 (@semiritaia_suzu) 2019年6月17日
スプレッドが狭い
連続予約注文で、ほったらかしで稼いでくれます😊
一番スプレッド狭くて良いと思うのですが、一般受けするかと言われれば、少し微妙ですね😅
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) 2018年10月29日
逆指値注文が発注できないから不便
連続予約注文の最初の注文を指値・逆指値・成行、どれでも出来るようにしてくれると使いやすくなりますね😁
マネパさん、よろしくお願いします🙇#マネーパートナーズ
— ふーじー@妄想投資家 (@otameshi_labo) 2019年7月12日
デメリットはあるが、コスト負担が少ないのが大きなメリット
マネパの連続予約注文は意外に知られてないけどかなり良いですよ😁
以下のデメリットがあるけど運用してみると全く気にならない。
✅注文が面倒
✅逆指値できないむしろ以下のメリットの方が大きい
✅スプレッド安い
✅スワップ高い詳細はこちら👇https://t.co/AI4KDQPAXg
— めざお💰お金なきポンコツリーマン👔資産運用ブロガー (@Mezaoku_tweet) 2019年7月22日
連続予約注文については、私も「どうしてもっと早く始めなかったんだろう」とまさに思ってました(笑
昔の自分も含めて、「面倒そう」「難しそう」ということで食わず嫌いしてる人は多そうなので、もっと広めていきたいですねー。 https://t.co/ECLAPTFvoO
— Yuki 為替研究所管理人 (@kawaselab) 2019年7月22日
コスト最安
◆FX自動売買6つを比較◆
①初心者向け:ループイフダン
②中級者向け:トラリピ
③上級者向け:トライオートFX
④短期売買:トラッキングトレード
⑤コスト最安:連続予約注文
⑥バランス:サイクル2
比較の詳細⇒https://t.co/Xa1Qc17x7y完全上位互換は無いので、実現したい戦略しだいですね(^^ゞ pic.twitter.com/N6KnQMwowh
— 鈴@セミリタイア(FIRE)生活中 (@semiritaia_suzu) April 29, 2020
口コミ・評判をまとめると、一つ一つの注文を手動で発注するので手間がかかるのが難点ですが、リピート系の中でコストはびっくりするほど安いです。
まずはちょっとやってみる、が良いのかもしれませんね(^^♪
マネパnanoなら100通貨単位で連続予約注文ができます⇒マネーパートナーズ
連続予約注文の注文方法【画像付き】
では、実際に連続予約注文を発注する方法をご紹介です。
マネーパートナーズのFX口座未開設の方は、開設してから試してみてくださいね。(こちらから開設できます⇒マネーパートナーズ)
ここでは、iPhoneとPCでどのように発注できるか解説します。
iPhoneで注文する方法
マネパのアプリを開いたら「トレード」タブをタッチし、
通貨ペアを選択後、右上赤枠で「連続予約注文」を選択します。(ここではメキシコペソ円通貨ペアを選択してみます)
すると以下の画面になります。
①~⑤を設定します。
- 買いか売りを選択
- 新規注文レートを選択
- 取引数量を選択(nanoの場合は100通貨単位で選択可)
- 決済注文(利益確定レート)を選択
- 損切り設定の有無を選択(チェックを入れると損切りレートを選択可)
これで注文設定完了です。
あとは注文したいレートが他にあれば、上の①~⑤を繰り返して注文します。
PCで注文する方法
PCで注文する方法を説明しますね。
まずはマネパHPからログインし、取引画面を開きましょう。
開いたら①~⑦の設定をします。
- 注文通貨ペア
- 取引数量
- 注文方法(連続予約注文を選択)
- 買いか売りを選択
- 新規注文レートを選択
- 利確レートを選択
- 損切りレートを選択(損切り設定をONにする場合)
この7つの項目を設定すれば1注文の発注完了です。
注文したいレートが他にあれば、上の①~⑦を繰り返して注文してください。
マネーパートナーズFX口座を開設して注文してみる⇒マネーパートナーズ
連続予約注文のデメリット
連続予約注文では、逆指値注文ができません。
これはデメリットと言わざるを得ないでしょう。
逆指値注文とは、リアルタイムの為替レートよりも不利なレートでの注文をいいます。
たとえば、
- 米ドル円レートが110円のときに111円の買い注文
- 米ドル円レートが110円のときに109円の売り注文
これらはいずれも逆指値注文で、連続予約注文では発注できません。
絶対に発注できないわけではなく、手間をかければ発注できる裏技があります。
実は裏技があるんですよね(。・ω・。)
— 川崎ドルえもん (@kawasakidoruemo) July 24, 2019
ドルえもんさんも裏技があるとおっしゃってますね。
でも、かなり面倒なので、そこまでして逆指値注文を発注するメリットがあるかどうかは疑問ですね(-_-;)
【当サイトオリジナル】連続予約注文の通貨ペアランキング
連続予約注文の使い方や注文方法はわかったと思いますが、連続予約注文ではどの通貨ペアを運用したら良いのでしょうか?
ここで当サイトオリジナルの連続予約注文通貨ペアランキングを掲載します。
私見ではありますが、参考にしてください。
実際にわたしが運用して、利益を出しやすいと感じたおすすめの通貨ペアをランキング形式でお伝えします。
第1位:ユーロドル(EUR/USD)
ユーロドルはレンジ内で上下変動を繰り返す傾向にあるので、利益を出しやすい相場です。
実際、わたしも連続予約注文でユーロドルを運用しましたが、半年間稼働して収益率は23%を超えました。(年率)
第2位:メキシコペソ円(MXN/JPY)
イチオシの通貨ペアです。レート変動は大きくありませんが、スワップポイントが高めなので、ポジション保有中でもスワップ収入を期待できます。
また、2020年5月現在、底値圏で推移中なので、これから連続予約注文を始めるのに最適なタイミングと言えそうです。
第3位:ランド円(ZAR/JPY)
ペソ円レートよりも変動率が高く、値幅が取りやすい通貨ペアです。現在、別口座で運用中ですが、ペソ円よりも収益率が高くなることを実感しています。
ペソ円と同じくらいおすすめの通貨ペアです。
連続予約注文のおすすめの設定
連続予約注文のおすすめの設定をご紹介します。
わたしが運用しているペソ円とランド円のリガトレ設定とおなじ設定にすれば、収益を期待できます。
実際に収益がプラスになっているので、おすすめの設定です。試してみてください。
おすすめのユーロドル設定
- 通貨ペア:ユーロドル(EUR/USD)
- 注文幅:20pips
- 利確幅:note記載
- 損切り設定:なし
おすすめのペソ円設定
- 通貨ペア:ペソ円(MXN/JPY)
- 注文幅:1銭
- 利確幅:1銭
- 損切り設定:なし
おすすめのランド円設定
- 通貨ペア:ランド円(ZAR/JPY)
- 注文幅:1銭
- 利確幅:4銭
- 損切り設定:なし
3通貨ペアの設定で損切りは設定しません。
ポジション保有後にレートが下がってもロスカットにならないように、FX口座に十分な資金を入金しておくことでロスカット対策ができます。(資金管理という)
ロスカットレートの計算は、トレイダーズ証券のHPでできますので参考にどうぞ↓
連続予約注文の実践と検証
実際わたしも連続予約注文で売買を行い、この注文の有効性と実用性を検証しました。
【ユーロドル運用実績@連続予約注文】
- 運用通貨ペア:ユーロドル
- 運用資金:80万円
- 運用口座:nano
- 運用期間:6か月(2019年9月~2020年3月)
- 獲得利益:9万3284円
- 収益率(年率):23.32%
- 実績記事はこちら
参考にしてください。
それでは、また。