2020/05/05

FX専業になれば生活できるか? 生活が可能か無理か調べてみた

社畜はもうしたくない、会社の人間関係は懲り懲りなどなど理由は様々かと思いますが、これからはFX取引を専業で行い生活したいと考える方が少なくないようです。

FX専業になるにはFX取引に関する知識に加え、並々ならぬ決意と覚悟が必要です。

しかし、意志を貫き通せばFXで生活は可能です。

この記事では、FXで生活できるかその可否と具体的な方法を調べます。

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FX専業になれば生活できるか? 生活が可能か無理か調べてみた

この記事の要点は、以下の通りです。

この記事の要点

  • まずはFXで利益を得る方法を理解すること
  • FXのスワップポイントで生活する方法
  • スワップポイント狙いのおすすめ通貨
  • スワップポイントで生活するための必要資金
  • スワップポイントを狙った取引方法2つ
  • スワップ投資の注意点

まずはFXで利益を得る方法を理解すること

FX専業で生活すると言ってもFX取引方法は何種類もあり、利益を比較的獲得しやすくリスクを抑えた取引方法があるのに対し、ハイリスクな取引になりがちな手法もあります。

ですから、初めにFXで利益を得る方法を理解することが先決です。

FXを全くしたことがない人はこちらの超入門記事から読み進めることをおすすめします↓(画像をクリック)

FXを理解した上で、どの取引手法なら生活費を獲得しやすいか考えましょう。

FXの取引手法を大まかに分類すると、以下の4種類になります。

  • 短期売買(スキャルピング、デイトレード、スイングトレード)
  • 長期運用(スワップトレード)
  • 半自動売買(トラリピやループ・イフダンなど)
  • 自動売買(シストレ24など)

この中でどの取引手法ならリスクを抑えてコンスタントに収入を得られるか考えたいと思います。

今回考えているのは「FXで生活費」ですから、リスクを抑えて定期収入を得るのが最大の目的です。

ですから、ハイリスク・ハイリターンの取引手法は消去しましょう。リスクが高めの取引手法と生活費のための取引手法を区別すると、このようになります。

  • 短期売買←リスク高め
  • 長期運用←リスクコントロールがかんたん
  • 半自動売買←リスクコントロールがかんたん
  • 自動売買←リスク高め

私は上の4つの取引手法すべてやってみたことがありますので、これは間違いありません。生活費を目的で取引したいなら、短期売買と自動売買は控えましょう

では、スワップポイントを狙った長期運用と半自動売買ならどちらがより相応しいのかという話になりますが、正直どちらもおすすめです。

実は私はスワップトレードと半自動売買の両方で収益を上げています。また、どちらもリスクを抑え資産運用に特化した取引ですので、どちらかに甲乙を付けるのは難しいですね。

ただし、強いて言うなら今すぐに定期収入を得て生活したいという方には、スワップトレードがおすすめです。

というのも、スワップトレードはFX口座でポジションを保有すれば定期的にスワップポイントが付与されますので、今すぐにでもFX生活が可能な取引手法です。

それに対し半自動売買は、FX口座の開設だけでなく、半自動売買の仕組みをある程度学ぶ必要があります。

半自動売買は取引自体はFX口座が自動でしてくれるのですが、初めの設定は私たちが自分で行う必要があるからです。

ですから、半自動売買もFX取引として非常に魅力ある取引手法なのですが、ここではスワップポイントを狙った取引方法にスポットを当てて考えてみたいと思います。

FXのスワップポイントで生活する方法

ここまでで、スワップポイントを狙ったスワップトレードで生活するのが現実的、ということが分かりました。

ここからは、FXのスワップポイントとは何か、どのようにスワップポイントを生活費とするのか、簡単に概要を見てみます。

FXのスワップポイントとは、2国間の金利差から生じるものです。

FXでは必ず2通貨の交換トレードになります。たとえば、アメリカドルを買う場合、ただ買うだけでなく何かの通貨を売ってアメリカドルを買います。

USD/JPN(アメリカドル/日本円)通貨ペアを取引しアメリカドルを買うなら、自ずと日本円を売って米ドルを買うことになるのです。

そして、この2通貨の政策金利による金利差が生じています。執筆時点のアメリカと日本の政策金利を見てみましょう。

各国政策金利(2020年3月)

アメリカは0.25%、日本は-0.1%で、その差0.35%です。

つまり、アメリカドルを買い日本円を売り長期間保有するなら、定期的に0.35%分のスワップポイント(1万通貨保有で1日約10円前後)が付与されます。

アメリカドルを保有する限りスワップポイントを獲得でき、この投資手法をスワップトレードと言うのです。

スワップポイントを狙ったFXスワップトレードで覚えておきたい注意点があります。

  • 金利リスク:政策金利が変動すれば獲得できるスワップポイントも変動する可能性がある
  • FX口座リスク:付与されるスワップポイント量や信頼性の高さがFX口座によって違う

これらを意識してスワップトレードを手がける必要があります。必ず肝に銘じておいてください。詳細は後述します。

スワップポイント狙いのおすすめ通貨

では、スワップポイントを狙って生活費を獲得したい場合、どの通貨を購入したら良いのでしょうか? おすすめ通貨をお伝えします。

スワップポイントを狙うなら購入すべき通貨の条件があります。

高金利通貨

スワップポイントが高い通貨を買って保有するなら、当然獲得スワップが多くなるわけですから、是が非でも高金利通貨を購入すべきです。

現在、金利が高くスワップトレード派に人気の通貨はこれです。

  • トルコリラ
  • メキシコペソ
  • 南アフリカランド
  • 中国人民元

上で紹介した政策金利一覧を見ても一目瞭然です。もう一度確認しておきましょう。

各国政策金利(2020年3月)

これら通貨のいずれか、または複数購入し保有することで定期的にスワップポイントによる収入を得ることができます。

ただ、どの通貨が一番良いのかは悩むところです。それぞれに特色がありますからね。

政策金利が違いますので、付与されるスワップポイント量も違いますし、関わるリスクも違います。

高スワップ提供のFX口座

同じ通貨ペアでもFX口座が違うと、付与されるスワップポイント額が微妙に違うんですよね。

平たく言うと、スワップポイントに力を入れているFX会社とそうでない会社があります。平均的に高スワップ提供のFX口座を選択する必要があること、覚えておいてください。

私は3通貨とも運用していますが、高スワップを提供し、且つFX会社として信頼度の高いFX会社しか利用していません。高スワップ提供で信頼度が高いFX会社はこの会社です。

スワップトレードをするならこのFX口座開設は必須です。

私はペソ円に注力しているので、セントラル短資FXをメインでトレードしています。

スワップポイントで生活するための必要資金

FX専業としてスワップポイントで生活するための必要資金がいくらになるか計算してみます。

生活費がいくらかは人によって違いますが、毎月の生活費を

  • 10万円
  • 15万円
  • 20万円

のいずれかとして試算してみましょう。(都内では10~15万円で生活するのはちょっと厳しいかも、ですね)

私はメキシコペソやトルコリラを保有してスワップポイントをほぼ毎日受け取っています。ここでは、メキシコペソのスワップトレードでFX専業になる計算をしてみましょう。

メキシコペソのスワップポイントは約8円/日です。(時期やFX口座によって異なる)

生活費になるよう受け取るための資金は以下の通りです。(ペソ円レート約5.0で計算)

生活費10万円に必要な証拠金額

  • 必要になる保有通貨量:約416万通貨
  • 必要証拠金:1万通貨における必要証拠金約2000円×416=約83万円

生活費15万円に必要な証拠金額

  • 必要になる保有通貨量:624万通貨
  • 必要証拠金:1万通貨における必要証拠金約2000円×624=約125万円

生活費20万円に必要な証拠金額

  • 必要になる保有通貨量:832万通貨
  • 必要証拠金:1万通貨における必要証拠金約2000円×832=約166万円

必要な生活費に応じた取引証拠金額は以上の通りです。

10万円での生活は無理がありますが、仮に10万円分のスワップポイントを受け取るためには約83万円の証拠金が必要になります。生活費20万円なら約166万円の計算です。

また、この取引額はあくまでも必要証拠金額のみで、レート変動によるロスカットリスクは考慮していません

現時点で約5円のメキシコペソ円レートですが、3円まで下がってもロスカットされないようにFX口座内に資金を入れておきたいなら、必要資金はこのようになります。(証拠金維持率100%でロスカットと仮定。証拠金変動はなしとした場合)

生活費10万円に必要な投資金

  • 必要になる保有通貨量:416万通貨
  • 必要証拠金:約83万円
  • ロスカット回避を考慮した必要資金:83万+832万円=約915万円

生活費15万円に必要な投資金

  • 必要になる保有通貨量:624万通貨
  • 必要証拠金:約125万円
  • ロスカット回避を考慮した必要資金:125万+500万円=約1373万円

生活費20万円に必要な投資金

  • 必要になる保有通貨量:832万通貨
  • 必要証拠金:約166万円
  • ロスカット回避を考慮した必要資金:166万+1664万円=約2496万円

毎月の生活費をスワップポイントで受け取るために必要な資金は以上の通りです。

安くはないですが、1000万円の資金を用意できる方はメキシコペソでFX専業を狙えます。

スワップポイントを狙った取引方法

ここまでスワップポイントを収入として生活するために資金がいくら必要か考えました。

では、具体的にどのようにFX取引をしてスワップポイントを定期的に受け取れば良いのでしょうか?

おすすめの取引方法をお伝えします。

ほったらかしスワップトレード

一番シンプルで簡単な取引方法は、 ほったらかしスワップトレードです。

以下の手順でスワップ生活を始めることができます。

  1. 必要資金を用意する
  2. 必要な分だけ外貨を購入する
  3. ほうっておくだけでスワップポイントが定期的に付与される

この3つの手順だけで簡単にスワップ生活を始めることができるんです。

上でお伝えした必要資金を参考にして投資金を準備し、さっそく外貨を購入しましょう。

スワップ生活におすすめのFX口座⇒セントラル短資FX

ほかにも取引方法はあります。

しかし、最初は難しいことは考えなくて大丈夫です。資金さえ用意できればFX生活は始められます。

ただし、以下のスワップ投資の注意点は頭に入れておいてください。

スワップ投資の注意点

覚えておきたいのは、スワップ投資の注意点です。

メキシコペソ円に限らずすべての通貨ペアのスワップ投資で気を付けるべき注意点があります。

スワップポイント変動リスク

現時点でメキシコペソ円の最高スワップポイントは約8円(1万通貨ごと)となっていますが、これはあくまでも見込みです。今後も必ず毎日8円受取れるわけではありません。

メキシコの政策金利が下がればスワップポイントも少なくなる可能性が高いです。また政策金利が変わらなくても、FX会社の都合によって付与スワップポイントが減少することがあります。そうなればFX専業としての生活に影響が出るのは必至です。

FX会社リスク

利用しているFX会社が万が一破綻しても顧客資金は分別管理するよう法律で規制されていますので、運用資金が返ってこないということはありません。

しかし、FX会社の破綻リスクだけでなく、時折FX会社の不備により金融庁から業務改善命令が下されたりひどい時は業務停止命令が執行されることも。そうなると私たちのFX取引に少なからずとも影響がでるでしょう。

それを未然に防ぐためには、私たち投資家が対策を練る必要があります。その対策とは…

  • 信頼度の高いFX会社を利用すること

これが重要な対策法になります。

何をもって信頼するか、その基準もいくつかあるのですが、私がいつも参照しているのは自己資本規制比率です。簡単に言うと、財務状態の健全性を示す指標です。

法律的に言えば120%あれば問題ないのですが、その比率が高いほど信頼度も高いと言えますし、破綻の危険性も低いと判断できます。

それをふまえて信頼度の高いFX会社を挙げると、上でもおすすめしたのですが、

このFX会社の信頼度は非常に高いです。

セントラル短資FXの自己資本規制比率(2019年12月末時点)

約900%の比率となっており、他社と比較したランキングでも上位に入っている信頼度の高い金融会社です。

FX専業になって生活できるか? まとめ

FX専業になって生活はできるか? 可能と見ています。ある程度の資金力は必要ですが、スワップポイントを狙ったFX投資なら短期トレードよりもリスクを抑えてFX専業になれると思います。

FX生活、心の準備ができたらやってみてください。

また、FXスワップ生活に関して超詳しい友人を紹介します。

お金マンさんはFXスワップ運用の達人です。わたしも彼のブログを見て勉強させていただいています。

それでは、また。

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