2019/02/16

トラリピのハーフ&ハーフとは? 2パターンの設定とおすすめの運用方法

トラリピのおすすめの設定に【ハーフ&ハーフ】があります。この設定への理解が必要ですが、使えるようになるとトラリピ初心者でも必要資金をおさえながらトラリピ運用ができます。

そもそもトラリピって? という初心者の方は、まずはこちらの基礎記事が参考になります↓

トラリピとは | 初めてトラリピをする初心者向けに徹底解説しています

わたしも実際にNZドル円のトラリピ運用でハーフ&ハーフを使っています。経験をふまえ、どのように使うのか詳しく説明しますね。

ハーフ&ハーフには2パターンの使い方があるので、どちらを使うべきか考えてみてください。

この記事の要点

  • ハーフ&ハーフとは
  • レンジで設定するハーフ&ハーフ
  • コストで設定するハーフ&ハーフ
  • ハーフ&ハーフのメリット
  • ハーフ&ハーフのデメリット

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ハーフ&ハーフとは

ハーフ&ハーフとは、指定したレートの範囲内の上側に売り注文を、下側に買い注文を設定する運用方法です。

買いと売りを半分ずつ設定するので、ハーフ&ハーフと言うわけですね。

わかりやすいようにイメージ図を貼っておきます。

マネースクエアさんの言葉を借りると、「レンジ(範囲)の上半分に売りトラリピを、下半分に買いトラリピを仕掛ける」のです。

これは、通常のトラリピ設定と違ったものです。

これまで、トラリピ運用をはじめるとき、レンジ内に「買い注文」あるいは「売り注文」のどちらかをしかけるのがセオリーでした。

しかし、レンジを上と下の半分にわけて売り注文と買い注文をしかけるのは、画期的な運用手法です。

ハーフ&ハーフという設定はマネースクエア社のオリジナル設定になります。

ハーフ&ハーフでリピート運用したいかたはマネースクエアを利用しましょう。

ちなみに、ハーフ&ハーフの専用注文ツールはありません

ハーフ&ハーフでトラリピ運用する場合、

  1. レンジ設定(レートの上限と下限の範囲をきめること)
  2. 上半分の売り注文をする
  3. 下半分の買い注文をする

この順序で注文すれば自動でハーフ&ハーフ設定でトラリピ運用ができます。(※売り注文と買い注文はどちらが先でも問題ありません)

また、覚えておきたいのは、ハーフ&ハーフには2パターンあることです。

基本的に上半分と下半分にわけて売り注文と買い注文をしかけることにかわりはないのですが、わけかたが2通りあります。

取引コストが大幅に変わってくるので、わけかたを覚えるのは非常に重要です。

わけかたが2パターンあるのを教えてくれたのは、「こうむいぬ」さんです。

 

こうむいぬさんはリピート系の達人です。ライン登録するとオリジナルツールも無料で受け取れます。

オリジナルツールで計算できるのは、ロスカットレートまでの必要資金です。

毎回運用試算表をいじくるのは面倒! という方におすすめのツールです。

ツイッターでも逐一有益な情報を流していますので、ぜひフォローしてください。

では、ハーフ&ハーフのわけかたを2つお伝えしますね。

  • レンジで設定するハーフ&ハーフ
  • コストで設定するハーフ&ハーフ

レンジで設定するハーフ&ハーフ

ハーフ&ハーフの1つ目のパターンは、レンジで設定するわけかたです。

一般的に知られているのはこちらで、わたしもNZドル円のトラリピ運用では、こちらのレンジで設定したハーフ&ハーフになっています。

トラリピで30万円をどこまで増やせるかやってみる | NZドル円の設定の仕方

NZドル円を一例に、レンジで設定するとどのような運用になるのか運用試算表を見てみましょう。

  • NZドル円のレンジ設定:69円~83円
  • レンジの中心レート:76円
  • 運用資金:30万円

これを基準に運用試算をしてみます。

まずは買い注文です。

  • 必要証拠金額:10万1360円
  • 必要資金の合計(すべて成立時の評価損+必要証拠金額):22万0360円

つぎに、売り注文です。

  • 必要証拠金額:8万9180円
  • 必要資金の合計:18万3680円

レンジ内で単純に半分にわけるのが「レンジで設定するハーフ&ハーフ」です。

トラップ幅は自由に変えられるので、だれもが同じような設定にはなりません

私の場合、買い注文での利益を狙っているのでトラップ幅を0.20円にしています。つまり、1円で5注文の計算です。

買い注文が多いこともありますが、レンジで設定するハーフ&ハーフでは、買い注文と売り注文の必要資金の差が非常に大きくなるのが特徴です。

実際、上の試算表で買い注文の必要資金は22万0360円、売り注文には18万3680円が必要になり、その差額が約3万7000円あります。

レンジで設定するハーフ&ハーフ
・買い注文と売り注文の必要証拠金額の差が大きくなるため、必要資金がふくらむ傾向がある

コストで設定するハーフ&ハーフ

もう一つのパターンは、コストで設定するハーフ&ハーフです。簡単に言うと、買い注文と売り注文の必要資金をほぼ同じにする設定です。

(レートによって証拠金額が違うため、同額になることはほとんどありません。)

では、買い注文と売り注文の必要証資金がほぼ同額になるよう、試算表を使って計算してみます。

設定レンジは上の「レンジで設定するハーフ&ハーフ」と同じです。

  • NZドル円のレンジ設定:69円~83円
  • レンジの中心レート:76円
  • 運用資金:30万円

まずは、買い注文からです。

  • 必要証拠金額:8万4100円
  • 必要資金:18万5600円です。トラップ幅は0.25円、レンジ内のトラップ本数は29本になります。

次に売り注文の試算です。

買い注文の必要資金に一番近いのが、18万3680円でした。

  • 必要証拠金額:8万9180円
  • 必要資金:18万3680円

トラップ幅は買い注文と同じ0.25円ですが、トラップ本数は合計28本です。

ここで覚えておきたいのは、ハーフ&ハーフ設定の必要証拠金額についてです。

ハーフ&ハーフにおいて、同じ通貨ペアで買い注文と売り注文を発注した場合、高い証拠金のほうだけが実質必要になる証拠金となります。

買い注文と売り注文両方の証拠金が必要になるわけではありません(^^)/

コストで設定するハーフ&ハーフでは、

  • 買い注文証拠金:8万4100円
  • 売り注文証拠金:8万9180円

ですから、必要になる証拠金は8万9180円のみです。

レンジで設定するハーフ&ハーフの必要証拠金では、

  • 買い注文証拠金:10万1360円
  • 売り注文証拠金:8万9180円

こうなるので、必要証拠金額は10万1360円になります。

2パターンを比較すると、

  • レンジで設定するハーフ&ハーフの証拠金⇒10万1360円
  • コストで設定するハーフ&ハーフの証拠金⇒8万9180円

あきらかにコストで設定するハーフ&ハーフのほうが必要証拠金額が少なくて済むようです。

もちろん設定の仕方(トラップ幅や1注文の取引量)に幅があるので、上記の比較がすべてではないこと、かさねて記載しておきます。

しかし、より低コストでトラリピ運用したいならコストで設定するハーフ&ハーフが有利なのは間違いなさそうです。

コストで設定するハーフ&ハーフ
・レンジで設定するハーフ&ハーフよりも必要資金をおさえられるメリットがある

ハーフ&ハーフのメリット

レンジで設定するハーフ&ハーフとコストで設定する2パターンあるわけですが、共通のメリットがあります。

一般のトラリピ運用よりも必要資金が少なくてすむ

先にすこしふれましたが、一般のトラリピ運用では、想定レンジ内で「買い注文」または「売り注文」のいずれかを発注します。

この一般のトラリピ運用の必要資金額よりもハーフ&ハーフのほうが必要資金は圧倒的に少なくてすみます

さきにあげたNZドル円を一例に比較してみます。

  • NZドル円のレンジ:69円~83円
  • トラリピ注文:買い

これを基準に試算してみます。

トラップ幅を0.25円、レンジ内に57本のトラリピ注文を仕掛けた場合、

  • 必要証拠金額:17万3280円
  • 必要資金額:57万2280円

この資金が必要になります。

ハーフ&ハーフでは必要資金額18万5600円ですから、その差は天と地の差ですよね(>_<)

比較的少額で効率よく資産運用するのにトラリピのハーフ&ハーフのメリットは相当大きいと言えます。

トラリピ口座を開設してハーフ&ハーフをやってみる⇒マネースクエア

一般のトラリピ運用よりも含み損が少なくてすむ

上で紹介した一般のトラリピ運用の試算表とコストで設定するハーフ&ハーフの試算表を比較するとわかりますが、一般のトラリピ運用よりも含み損が少なくてすむのがハーフ&ハーフのメリットです。

一般のトラリピ運用の資産表をもう一度見てみます。

すべてのトラリピ注文が成立した場合、含み損は-39万9000円です。

一方で、コストで設定するハーフ&ハーフの場合、

どんなに多くても含み損は-10万1500円ですみます。その差は約30万円です。

含み損がでるのがトラリピの特徴とは言え、含み損がふくらむとあまり気持ち良くないのが本音です。

含み損が少なくてすむというのもハーフ&ハーフのメリットと言えそうです。

ハーフ&ハーフのデメリット

もちろんハーフ&ハーフ設定は万能ではありません。デメリットがあります。

マイナススワップリスク

設定レンジで買いまたは売りのいずれかを必ず保有することになるので、場合によっては保有ポジションによって売りスワップが生じる可能性があります。

用語解説:売りスワップとは
・金利差によって生じるスワップポイント。低金利通貨を買い高金利通貨を売ると支払うことになるのが売りスワップポイント

トラリピスワップ一覧を見てみましょう。

マネースクエアHPより

赤枠内がマイナススワップです。ポジションを保有している限りスワップを支払うことになります。

(スワップポイントは日々変動します。最新のスワップポイントは、マネースクエアHPで確認してください⇒最新のスワップ一覧

マイナススワップを支払うことになりそうな通貨ペアでは、

  • 利益幅を狭くする
  • トレール決済を設定しない

この2つが対策になります。覚えておいてくださいね。

上限・下限レンジを超えたときの損失リスク

トラリピでは想定レンジ内でレートが動く限り利益を上げていくことができますが、想定レンジを超えると損失リスクが高まります。

特にハーフ&ハーフ設定の場合、上限レンジと下限レンジの双方に損失リスクが存在します。

イメージ図です↓

買い注文だけなら、下限レンジを下回ったときに損失リスク、売り注文だけなら上限レンジを上回ったときに損失リスクが発生します。

しかし、ハーフ&ハーフは両方の注文をしかけるので、リスクは上下に存在するというわけです。

  • 想定レンジを広めにする
  • トラップ幅を広めにする

これが対処法になります。リスクは存在しますが対処可能なので、やはりハーフ&ハーフの利用価値は高いと感じています。

実際に私は約2か月間、ハーフ&ハーフ設定でNZドル円を運用していますが、利益率は想像以上です(^^)/

NZドル円をトラリピ運用 | 30万円をどこまで増やせるか実績公開【毎週更新】

個人的な意見ですが、30万円ほどの資金でトラリピ運用するなら、ハーフ&ハーフを設定しない理由は見当たらないですね。

結論は、ハーフ&ハーフでトラリピ運用しましょう! です。

ハーフ&ハーフでトラリピ運用する⇒マネースクエア

トラリピの始め方

初心者でも簡単にトラリピは始められます。トラリピを始める前に、トラリピの概要と注文のやり方についてこの記事を参考にしてください↓

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マネースクエア