2018/11/04

トラリピの手数料をループ・イフダン、トライオートFXと比較してみた

2018年9月29日から、トラリピの手数料が無料になることが正式に決定しました。

画像元:https://www.m2j.co.jp/info/newsdetail.php?id=1429

これまでほかのリピート系と比較して手数料が唯一のデメリットとも言えたトラリピですが、その欠点が解消に向かい、トラリピ利用者が増えることは間違いないと見ています。

しかし、スプレッドで手数料がかかるのはこれまでと変わりません

そこで、取引手数料無料になったトラリピとそのほかのリピート系競合会社と比較し、トラリピが本当にお得なのか、トラリピ手数料は高いのか、比較してみます。

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トラリピの手数料をループ・イフダン、トライオートFXと比較

トラリピの手数料を比較するのは、ループ・イフダントライオートFXです。

この記事では、トラリピ手数料に関する以下の項目について検証・比較していきます。

  • トラリピの手数料無料の真相とは
  • トラリピ、ループ・イフダン、トライオートFXのスペックを比較
  • トラリピ、ループ・イフダン、トライオートFXのスプレッドを比較
  • トラリピ、ループ・イフダン、トライオートFXそれぞれのメリット・デメリット

トラリピの手数料無料の真相とは

まずはトラリピの手数料無料化の真相について簡単にお伝えします。

これまでトラリピの手数料は2形態で支払うことになっていました。

  • 取引手数料
  • スプレッド

しかし、今回の手数料無料化によって「取引手数料」が原則0円になりますので、実質手数料はスプレッドだけになります。

トラリピのネックとなっていた高い取引手数料がなくなるので、トラリピの手数料だけを考えれば間違いなく安くなりました。

今回の手数料無料化にともない、注意点を頭に入れておきましょう。

【注意点】
・トラリピ/らくトラによる取引手数料が無料化(成行注文や指値は手数料がかかる)
・2018年4月21前に設定したトラリピ/らくトラは手数料がかかる
・せま割には適用されない(30pips以下の間隔でのトラリピ/らくトラ注文なら手数料無料)

簡単に言うと、今回のトラリピ手数料無料化は実のある改善です。

トラリピの詳細を確認する⇒マネースクエア

トラリピ、ループ・イフダン、トライオートFXのスペックを比較

トラリピの手数料無料の意味がわかったところで、今度はほかのリピート系と比較してみましょう。比較対象は、ループ・イフダン(アイネット証券)とトライオートFX(インヴァスト証券)です。

まずはスペック概要の比較表をごらんください。

【最新版】3社スペック概要

この比較表から分かるのは、

  • 通貨ペア数で優位なリピート系⇒トライオートFX
  • 最低取引単位⇒3社とも同じ1000通貨単位

取引手数料に関してはトライオートFXが有料であるものの、トラリピとループ・イフダンは別途スプレッドで実質の手数料がかかりますから、3社のスプレッドを比較してみないとトータルの手数料は何とも言えません。

トラリピ、ループ・イフダン、トライオートFXのスプレッドを比較

今回の手数料比較で重要ポイントになります、各社スプレッドの比較です。

比較表を作成したので、そちらを見てみましょう。

【最新版】3社スプレッド比較表

まず覚えておきたいのは、

  • トラリピはスプレッド原則非公開
  • アイネット証券(ループ・イフダン)とインヴァスト証券(トライオートFX)のスプレッドはHPで公開
  • トライオートFXは取引手数料+スプレッドでトータルの手数料を計算する

トラリピのスプレッドは非公開のため、トラリピ取引ツールで各通貨ペアのスプレッドを目視で調査しました。(2018年10月12日)

「約○○pips」と表示しているのは、変動制のためです。比較表にあるスプレッドがいつも提示されているわけではありません

ループ・イフダンとトライオートFXのスプレッドは原則固定ですので、その点に違いがあることを覚えておいてください。

トラリピとループ・イフダンのスプレッドを比較

スプレッドに関し比較したいのは、トラリピとループ・イフダンです。というのは、2社の取引手数料は無料ですので、スプレッドが狭いほうがよりお得と言えるからです。

  • トラリピ⇒手数料はスプレッドのみ(取引手数料0円)
  • ループ・イフダン⇒手数料はスプレッドのみ(取引手数料0円)
  • トライオートFX⇒手数料はスプレッド+取引手数料

ですので、まずは手数料がスプレッドのみのトラリピとループ・イフダンを比較してみます。

取扱い通貨ペア数も違いますので比較できない面もありますが、個別に比較するとこのようになります。

◇米ドル/円⇒ループ・イフダンが有利
◇ユーロ/円⇒ループ・イフダンが有利
◇豪ドル/円⇒ループ・イフダンが有利
◇NZドル/円⇒ループ・イフダンが有利
◇ユーロ/米ドル⇒ループ・イフダンが有利
◇スイスフラン/円⇒ループ・イフダンのみ取扱い
◇メキシコペソ/円⇒ループ・イフダンのみ取扱い
◇豪ドル/NZドル⇒ループ・イフダンのみ取扱い
〇カナダドル/円⇒トラリピが圧倒
〇南アランド/円⇒トラリピが有利
〇トルコリラ/円⇒トラリピが有利
〇豪ドル/米ドル⇒トラリピが有利
〇NZドル/米ドル⇒トラリピが有利
△英ポンド/円⇒同じ

2社のいずれかまたは両社で取り扱われている通貨ペアを比較しました。

取引したい通貨によって優位性が違い、手数料も少し差が出ると思われます。

ただし、繰り返しになりますが、トラリピのスプレッドは変動制ですので、上のスプレッド表の数値はあくまでもわたしが調査した日付と時間帯のものです。固定ではありません。

またループ・イフダンのスプレッドは原則固定とはいえ、取引時間帯によってスプレッドに開きがでることも覚えておきましょう。

簡単にまとめると、

トラリピが有利な通貨ペア
・カナダドル/円
・南アフリカランド/円
・トルコリラ/円
・豪ドル/米ドル
・NZドル/米ドル
ループ・イフダンが有利な通貨ペア
・米ドル/円
・ユーロ/円
・豪ドル/円
・NZドル/円
・スイスフラン/円
・メキシコペソ/円
・豪ドル/NZドル
・ユーロ/米ドル

特に注目なのは、2018年11月から取引できるようになったループ・イフダンのメキシコペソ/円です。メキシコペソ円はトラリピもトライオートFXも取扱いはありません

スプレッドは7.0pipsと高めですが、ペソ円をリピート系で運用したいというにはループ・イフダン(アイネット証券)がおすすめです。

3社のトータル手数料を比較

トライオートFXを含めてトータルの手数料も比較しましょう。

トライオートFXでは、取引数量に応じて取引手数料がかかります。先に挙げたスペック表にも記載してありますが、

  • 1万通貨未満:片道20円
  • 1万通貨以上10万通貨未満:片道10円
  • 10万通貨以上50万通貨未満:片道5円
  • 50万通貨以上:無料

この取引手数料がスプレッドとは別にかかることになります。

たとえば、米ドル/円通貨ペアを1000通貨、1往復の取引をしたとします。トライオートFX、ループ・イフダン、トラリピでかかるトータルの取引手数料はこのようになります。

  • トライオートFX⇒(20円×1往復)+(0.3pips×1000通貨)=43
  • ループ・イフダン⇒2pips×1000通貨=20円
  • トラリピ⇒4pips×1000通貨=40円

米ドル/円の取引に限って言えるのは、ループ・イフダンの手数料が一番お得で、その次がトラリピ、トライオートFXと続きます。

次に、同じく米ドル円通貨ペアを取引した場合を比較してみます。取引量は1万通貨、1往復の取引です。

  • トライオートFX⇒(10円×1往復)+(0.3pips×1万通貨)=50円
  • ループ・イフダン⇒2pips×1万通貨=200円
  • トラリピ⇒4pips×1万通貨=400円

1万通貨の取引を1往復した場合、興味深いことにトライオートFXの手数料はそれほど高くならないのに対し、ループ・イフダンとトラリピはかなり高くなる印象です。

このように一定の条件下ですべての通貨ペアを比較すると分かりますが、取引する通貨ペアによって優位性のある会社が違います。

最後に、3社すべてで取り扱われている共通の通貨ペアを取引したケースを比較してみます。

  • 比較通貨ペア:11通貨ペア(下の比較表参照)
  • 比較:各通貨ペア1000通貨を1往復取引、1万通貨を1往復取引したケース

リピート系3社の実質取引手数料比較表

数字の背景が黄色になっているのが、その通貨ペアにおける取引手数料最安になります。

ループ・イフダンは南アフリカランド/円通貨ペアの取引単位を1万通貨としていますので、1000通貨取引の比較対象外です。

取引手数料を比較し分かったいくつかの点があります。

・1万通貨取引をするならトライオートFXの手数料が有利
・1000通貨取引はトラリピループイフダンの手数料が安い
・1000通貨取引なら取引通貨ペアによってトラリピかループ・イフダンを使い分ける

今回の比較で分かった大切な点、繰り返します。

取引する通貨ペアを決めてから、手数料が一番安くすむ会社を選択することです。

トラリピ、ループ・イフダン、トライオートFXそれぞれのメリット・デメリット

手数料を比較すると通貨ペアと取引量によって有利な会社が違うのがわかりました。

全体の印象としては、トラリピの手数料が無料化になったものの、すべての通貨ペアにおいてトラリピが最安というわけではありません

ただし、手数料だけでは測れない点もたくさんあります。トラリピ、ループ・イフダン、トライオートFXのメリットやデメリットをまとめてみましたので、さらに比較してみてください。

【トラリピ】
取引手数料無料だが、スプレッドでループ・イフダンを引き離したわけではない
元祖リピート系で、トラップリピートイフダン注文は特許取得済み(2018年10月、裁判で外為オンライン敗訴)
注文しやすく初心者向け
【ループ・イフダン】
■通貨ペアによっては取引手数料最強水準
■メキシコペソ/円を取扱うのはループ・イフダンだけ
トラリピのトレール機能のような独自機能はない
【トライオートFX】
1000通貨取引の手数料は少し高め
トラリピやループ・イフダンに比べ詳細な注文ができる中上級者向け
1万通貨取引するならトライオートFXの手数料が有利

それぞれの特徴、主要なメリット・デメリットを挙げてみました。各社一長一短あると思いますので、結論は自分のニーズを満たす会社、またはお好みの会社で、ということになるでしょうか。(詳細は別記事でお伝えします)

初心者におすすめはトラリピ

ただし、初心者におすすめなのはトラリピです。

わたしは3社すべてでトレードしましたが、取引ツールの操作性などすべてを総合して考えると、初心者にはトラリピをおすすめします。

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トラリピでドル円を30万円で運用 | 設定の仕方を公開します【画像10枚】

通貨ペアによってはループ・イフダンの手数料より少し高めですが、初心者向けの取引ツールや注文方法は絶対的存在です。長期間トレードするなら心地よく資産運用したいですよね。

トラリピの始め方

初心者でも簡単にトラリピは始められます。トラリピを始める前に、運用する通貨ペアの選び方と注文のやり方はこの記事を参考にしてください↓

トラリピの手数料をループ・イフダン、トライオートFXと比較 まとめ

トラリピの手数料が完全無料化されたので、ループ・イフダンとトライオートFXの手数料と比較してみました。結論として言えるのは、

  • 取引量によって利用すべきリピート系が違う
  • リピート系の特徴が違う(トライオートFXは中上級者向け、初心者向けはトラリピかループ・イフダン)

この点を念頭において、リピート系FXの資産運用でコツコツ資産を築いていきましょう。

それでは、また。

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