仮想通貨を買わない投資家は失敗なのか? シンプルな答えとは

最近、仮想通貨に関してこのようなコメントを拝見しました。

  • 「仮想通貨に手を出さなくてよかった」とか言っちゃう人は色々やばい
  • 行動力のなさを正当化している
  • 失敗を避けている
  • 失敗から学べることを知らない

これまで投資を学んできた方、資産運用に身を置いてきた人が以上のコメントを見たら、きっと苦笑するかと。

人に影響を及ぼす立場の方が以上のような見解を発信した結果、投資をよく知らない初心者が誤導されるかもしれませんし、実際にそのような方が散見されています

忘れていけないのは、どんな投資対象であっても資産運用するからには大前提を忘れてはいけません。

私の拙い意見ではありますが、この場で「仮想通貨を買わない投資家は失敗なのか?」、その問いにお答えしたいと思います。

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仮想通貨を買わない投資家は失敗なのか? シンプルな答え

仮想通貨を買わない投資家は失敗なのか? その答えは至ってシンプルです。

  • 失敗ではない

なぜ失敗ではないのか、以下説明します。

投資の基本は分散投資

投資の基本は分散投資です。一つの投資対象ではなく複数の投資対象に資産を分散投資することで、リスクを分散することができるからです。

A商品に100万円投資し、B商品に100万円投資したとします。A商品価格が50万円のマイナスになってしまってもB商品価格が200万円になれば、トータルの利益は+50万円です。もしA商品だけを保有していたら資産は減少に転じていたわけです。

これはほんの一例ですが、資産運用では実際に起こり得るものです。分散投資が基本になる理由、お分かりいただけると思います。

分散投資で重要な要素になってくるのが、どの商品で資産運用するか、という選択です。選択する商品は人によって違います。

ハイリスク・ハイリターンを狙うか、それともローリスク・ローリターンで投資をするか。投資家によって選択肢は様々です。つまり投資スタイルによって選択する投資商品が全く違ってくるのです。

ハイリスク・ハイリターンを狙うなら、もしかしたらポートフォリオに仮想通貨を組み込むかもしれません。逆にリスクを抑えて運用したい方は仮想通貨は組み込まないことにするでしょう。実際、仮想通貨はハイリスクな投資ですからね。

要は、複数の投資商品の中から仮想通貨を選択するもしないも、それは投資家次第で、選択してもしなくても正解も間違いもありません。あくまでも分散投資の一環に過ぎないのです。

また、相場状況や時期が変わると仮想通貨の投資リスクも変動するかもしれません。そのときは新たにポートフォリオを見直すだけ。やはり組み込むか否かはその時次第です。

ですから、仮想通貨に手を出さないのは失敗という見方は間違いです。投資初心者の方は以上の基本を頭に入れつつ投資商品を選びましょう。

投資手法は自分で選択するもの

投資手法は自分で選択するものです。投資の基本手法は3つあります。

  • 買う
  • 売る
  • 様子見

3択で投資するのが資産運用であり、専門用語でいうと裁量取引(さいりょうとりひき)と言います。つまり、どんな取引も自身で判断し売買する投資手法です。

各要素を鑑みて裁量取引することになりますが、たとえば、

  • 相場状況
  • 景気環境
  • 投資トレンド
  • 好み

などなど、様々な要素を考慮したうえで取引対象や取引手法を選択します。場合によっては売買せずに様子見するのも投資のうちです。

ですから、「仮想通貨に手を出さなくてよかった」というのは間違いではありません。それはすべて自身の選択であり、NEM流出事件に関わらずに済んだのはあなたの選択の結果なのです。

仮想通貨に手を出さなかったのは、一つの選択であり行動の結果です。様子見という選択の結果ですから、行動力がないどころか行動力の結果です

「仮想通貨に手を出さなくてよかった」とか言っちゃう人は色々やばい、行動力のなさを正当化している、失敗を避けている、というコメントは仮想通貨相場を盛り上げるための煽りです。投資初心者はまともに受けないように気を付けてください。

許容リスクは自身で決定するもの

資産運用における許容リスクはあなたが決定するものであり、元手資金に応じて身の丈に合った投資をするのは基本中の基本です。

投資に投入できる余裕資金額は人によって異なりますし、上述したように何に投資をするかは自己決定する必要があります。

現段階において仮想通貨投資はハイリスクな一面があります。1000種類以上あると言われているマイナー通貨が存在し、どの通貨が将来的に価値が出るか、山か川かも分からないものがたくさんあります。

仮想通貨に詳しくない投資初心者がテキトーに草コイン(価値のない仮想通貨のこと)を買うのは、それこそギャンブルです。ギャンブルがしたいというのなら、止めはしません。それも自身で選択すべきことですから。

少し話がずれましたが、今の時点で仮想通貨を買うのがあなたの投資方針や資産状況、許容リスクに沿っているなら買っても問題ないと思います。

自分の投資スタイルや許容リスクの程度とそぐわないと思うなら、買わなければ良いだけです。仮想通貨は様子見し、他の投資商品で資産運用しましょう。

仮想通貨に手を出さなくても、投資業界には運用できる商品が嫌というほどありますので、自身のニーズを満たすものを選択してください。

結局のところ、投資においてリスクの取り方は個人差があり、リスク許容度にも違いがあります。その点を理解していれば、おのずと仮想通貨投資をすべきかどうかが見えてくると思います。

仮想通貨を買わない投資家は失敗なのか? まとめ

仮想通貨を買わない投資家は失敗ではありません。なぜなら、

  • 投資の基本は分散投資
  • 投資手法は自分で選択するもの
  • 許容リスクは自身で決定するもの

だからです。仮想通貨を買わない=失敗という風潮がネット上でありますが、それは煽りです。よく言えば仮想通貨を盛り上げたいという気持ち、悪く言えば投資初心者をそそのかすものです。

資産運用には基本があります。仮想通貨は選択肢の一つに過ぎませんから、投資の基準をしっかりもって資産運用してください。

それでは、また。

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