2018/01/28
仮想通貨とFXではどちらが長期運用におすすめか? | 仮想通貨
これから金融商品を長期間運用するのには流行りの仮想通貨が良いのか、それともFXで外貨投資をしたほうが良いのか、悩む方がいます。
投資家によって選択は変わってきますが、3つの角度から考えると比較的簡単に答えが見つかると思います。どうぞ最後までご覧ください。
スポンサーリンク
仮想通貨とFXではどちらが長期運用に向いているのか?
仮想通貨とFXではどちらが長期運用向けか、以下3つの基準をもとに考えることができます。
- インカムゲイン
- キャピタルゲイン
- 関連金融商品
それでは一つずつ見ていきましょう。
インカムゲイン
インカムゲインを簡単に一言で言うと、定期収入のことです。金融商品を保有し、その見返りとして定期的に収入を得ることを指しています。
銀行預金で定期的に付与される利息、株式投資で1年に1、2回ほど受け取れる配当金がそれに当たります。
ビットコインを含め、仮想通貨投資には基本的にインカムゲインはありません。
逆に、FXではスワップポイントというインカムゲインがあります。高金利通貨を保有することで、ほぼ毎日スワップポイントが付与されるので、長期間保有してインカムゲインを狙いたいならFXを選択すると良いでしょう。
ちなみに、FX投資において高スワップポイントで有名な通貨は、
- トルコリラ
- 南アフリカランド
- メキシコペソ
この3通貨が長期保有に適した通貨になります。インカムゲインを狙っての資産運用をするなら、以上3通貨をメインに選択することをおすすめします。
スワップ運用向けイチオシFX口座⇒サクソバンク証券
キャピタルゲイン
キャピタルゲインを平たく言うと、売却益のことです。金融商品を安い時に買い、高くなったら売ることで得られる収益を指しています。
例えば、株を1000円で買って1万円で売ると9000円の利益を得られます。これがキャピタルゲインです。
仮想通貨は安いときに買って高くなった時に売ることができますし、逆に、高い時に売り安い時に買い戻すことでもキャピタルゲインを獲得できます。
FXも同じです。買いからトレードをスタートできますし、売りからも取引を始められますので、相場に応じた取引が可能です。
キャピタルゲインという観点から見ると、仮想通貨もFXも同じようにトレードできますが、大きな違いが一つあります。
相場を見比べると、仮想通貨の値動きのほうが変動率が高いです。FXでいえば英ポンドがらみの通貨ペアも変動率が高く有名ですが、仮想通貨はどの通貨においても同じことが言えると思います。
ですから、値動きを利用して一日も早く売却益を手にしたいというならば、仮想通貨がより適していると言えるかもしれません。
ただし、値動きが荒いということはそれだけ取引リスクが高いということですから、投資初心者にはあまりおすすめしません。
資産運用をこれから始めるという方は、あくまでも長期間保有して十分に値上がりしてから売る、というスタイルが無難でしょう。
手堅くキャピタルゲインを狙うなら、まずはFXを選択するほうが良いというのが個人的な意見ですが、どうぞ自己責任において選んでください。
仮想通貨取引でキャピタルゲインを狙うならこの口座がおすすめです⇒GMOコインまたはDMM Bitcoin
関連金融商品
上ではインカムゲインを狙う場合とキャピタルゲインの場合で選ぶべき取引を考えてみました。
もう一つ考えてみたいのは、仮想通貨とFXの関連金融商品です。金融商品が多ければ多いほど選択肢が増え、分散投資の選択肢も増えることになります。
仮想通貨から見てみると、仮想通貨関連金融商品はほぼ皆無に等しいです。アメリカではビットコインETFが上場したものの、日本にはまだありません。
現時点では、各仮想通貨を現物買いするか、またはレバレッジ取引するかの選択肢しかないと言えます。
FXに関しては、関連金融商品が豊富です。たとえば、
- リピート系商品
- 積立FX
- 自動売買口座
などなど。「手動で買って売る」の裁量取引だけでなく、FX各社は様々なFX商品をサービスしていますので、お好みで選択ができます。
せっかくですので、それらFX商品を提供している会社とサービスを簡単にお伝えします。
リピート系商品
- FX会社:インヴァスト証券
- 商品名:トライオート
- 商品概要:取引通貨と取引レートの範囲を設定するだけで、あとは自動で運用してくれるFX口座。細かい設定ができるのが特徴で、FX初心者だけでなく上級者にも好まれて利用されています。
- FX会社:アイネット証券
- 商品名:ループ・イフダン
- 商品概要:取引通貨と取引レートの範囲を設定したら、あとは買いと売りを自動で繰り返してくれる便利なFX口座。FX初心者でもなじみやすいため、人気が高い商品となっています。
積立FX
- FX会社:SBIFXトレード
- 商品名:積立FX
- 商品概要:お好みの外貨を選択し、毎月の購入量、購入頻度、レバレッジ倍数を決めるだけで、あとは積立FX口座が定期的に外貨を購入してくれます。リスクを抑えてコツコツ投資したい方にイチオシのFX商品です。
管理人も運用中です⇒(当サイトの積立FX・カテゴリ)
自動売買口座
- FX会社:インヴァスト証券
- 商品名:シストレ24
- 商品概要:その名の通り、自動でFX運用する口座です。お好みの自動売買方法を選択するだけで自動売買が始められます。分散投資の一つとしてチョイスするのもOK。
資産運用するなら当面はFXで
以上、長期的に資産運用するという観点から仮想通貨とFXを比較してみました。あなたはどちらがお好みでしょうか?
正解はありません。資産を形成することに成功できたならそれが正解となり、あくまでも結果論になるだけです。
ただし、強いていうなれば、本当の資産運用がしたいならば、少なくとも現時点ではFXが有利ですね。FXは歴史がありますから、その分有利ですしメリットもたくさんあるのは当然と言えば当然でして。
ですから、一つの考え方ですが、
- FXをメインで取引し、副次的に仮想通貨を保有する
こんな資産運用法が有効かと見ています。もちろん、投資家によって取引法や投資への価値観はまったく違いますので、参考までに。
仮想通貨とFXではどちらが長期運用に向いているのか? まとめ
今回は3つの角度から仮想通貨取引とFX投資を比較してみました。結論は、
- インカムゲイン:FXのみ
- キャピタルゲイン:仮想通貨とFXの両方OK
- 関連金融商品:FX関連商品多数
あとはあなた次第です。じっくり考えて、上手に資産を増やしていきましょう。
それでは、また。