SPA世界第4位のファーストリテイリング(9983)は買いで良いのか調べてみた

   2015/12/11

ユニクロ看板

ファーストリテイリングと聞いて誰もが連想するのは、ユニクロ。世界中でユニクロを展開し、日本を代表する大企業、ファーストリテイリング(9983)。

では、ファーストリテイリング株は果たして「買い」で良いのでしょうか? ファーストリテイリングの会社概要などを徹底分析してみました。

ファーストリテイリング(9983)の会社概要

画像元 http://www.fastretailing.com/jp/

画像元 http://www.fastretailing.com/jp/

まず、ファーストリテイリング(9983)の会社概要を確認してみましょう。

  • 会社概要:言わずも知れたユニクロを展開し、その他ジーユーやセオリーも運営。世界第4位のSPA企業。
  • 取引市場:東証1部
  • 現在株価:47,160円
  • 単元株数:100株
  • 権利確定月:8月
  • 配当:370円
  • 株主優待:なし

(15年12月9日現在)

株価47,000円オーバー。100単元株ですから、最低取引価格が470万円以上必要というわけですね。典型的な値嵩株(ねがさかぶ、取引価格が高い株のこと)です。

SPAとは

ファーストリテイリング(9983)は世界第4位のSPA企業なわけですが、SPAとは何でしょうか?

SPAとは、Speciality store retailer of Private label Apparelの略で、企画、製造、販売を一貫して行なうことを指しています。

SPAとして有名な企業は、ファーストリテイリングの他に良品計画コムサ、世界に目を向けるとファイブフォックス、サンエー・インターナショナル、ワールドなどがあります。

SPA式での戦略にはメリットとデメリットが混在するのは確か。しかし、SPA式でなければ小売業は成功しないという声は少なくありません。

いずれにしろ、世界の中でSPA企業第4位のファーストリテイリング。名実ともに “世界” のファーストリテイリングと言えるのではないでしょうか。

ファーストリテイリングが小売業以外にしていること

世界の中で屈指の大企業ともなると、活躍の場が広がります。

たとえばファーストリテイリングは、リサイクル衣料の寄付をすでに実施していますが、2015年12月にはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携し、世界の難民へ衣料支援だけでなく、金銭支援(3年間で総額1000万ドル、約12億円)や雇用支援を行なうことを表明しています。

また、世界で活躍するために人材の教育にも力を入れています。一例として、日本の学生を海外に送り込みインターンシップ体験によって、実践的な力を身につけてもらおうというわけですね。

採用された学生たちの宿泊費や航空運賃はファーストリテイリングが負担するとのことですから、今までミキハウスなどが行なっていたインターンシップ(10人程度のもの)とは規模が違います。

 

香港にもユニクロがあります

香港にもユニクロがあります

結局ファーストリテイリング株は買い?

ファーストリテイリング(9983)が世界を代表するSAP企業であることが分かります。しかし、問題は、「買い」で良いのかどうかという点。

株投資の基本は、対象となる企業をサポートすることですから、ファーストリテイリングを心から応援したい、株主として支持したいというならば、買いで良いと思います。

しかし、ネックの一つは最低取引額が高すぎること。現時点で470万円以上の出資となるわけですから、そのハードルをクリアできるなら買いで。筆者は無理です…。

株主優待はなし、配当利回りは?

では、最後に配当利回りを確認しておきましょう。

現時点での年間配当は370円(100株保有で37,000円)、株価が47,160円ですから、配当利回りは0.78%の計算です。

470万円以上出資して配当利回りは1%にも満たず…。配当利回りが3%を超える株はたくさんありますし、優待利回りと合わせた総利回りが4%を超える銘柄もたくさんあります。

その点を鑑みると、相当なファーストリテイリング狂でないと「買い」という結論にはならないのかと。

ファーストリテイリング株の売買は機関投資家たちに任せておきましょう。

参考になれば幸いです。

 

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