資金100万円の資産運用向け 個人向け国債の概要と買い方

   2016/04/13

資金100万円以下で資産運用する人向けに、投資対象を細分化しポートフォリオを組む必要性を先日お話ししました。

資金100万円以下の資産運用向け おすすめのポートフォリオの作り方
記事概要: 資金100万円を資産運用する場合、どのようにポートフォリオを組むべきか、その基本を紹介しています。ポートフォリオの組み方における基礎はどのタイプの資産運用にもあてはまりますので、初めに一読を。

細分化した対象投資商品は以下の通りです。

  • 日本株式
  • 日本債券
  • 海外先進国株式
  • 海外先進国債券
  • 海外新興国株式
  • 海外新興国債券
  • 海外先進国通貨
  • 海外新興国通貨
  • ゴールド

これら商品に投資をするわけですが、投資スタイルによって投資配分を変えるのがコツです。

しかしながら、ディフェンシブに、またはアグレッシブに投資するにしても、日本国債の存在は非常に大きいものです。そして大切なのは、日本国債をどこで買うか、という点です。

ここでは、個人向け国債の概要と購入おすすめ証券会社を紹介します。

100万円以下の資産運用 個人向け国債の買い方

個人向け国債の概要

個人向け国債とは、個人向けに発行された日本国債のことです。国債は、日本国が借金をするときの借用書にあたるものですから、個人向け国債の債権者は個人投資家、債務者は日本国になります。日本が破綻しない限り、満期で貸したお金は返還されますし、満期を迎えるまで年2回利息が支払われます。

個人向け国債の基本内容

個人向け国債の基本内容は以下の通りです。

  • 期間:3年、5年、10年の3種類
  • 金利:
    ・3年=固定金利
    ・5年=固定金利
    ・10年=変動金利
  • 利払い:年2回
  • 申込単位:1万円以上1万円単位
  • 発行価格:額面金額100円につき100円

個人向け国債には3・5・10年ものの3種類ありますが、10年ものは変動金利です。金利情勢によって金利が変動します。

2016年3月現在マイナス金利が発動され、各種国債金利はすべて最低保証の0.05%となっています。これ以上低下することはありませんが、10年ものを保有した場合、今後の日本の金利情勢によって利上げとなる可能性があります。

日本国債を活用した投資術のメリット

現在、0.05%という超低金利の日本国債ですが、買うメリットはあります。

  • 元本保証
  • 債務者の日本の信頼性
  • 銀行普通預金より高金利
  • 1年経てば解約可能

国債は銀行の普通預金より高金利ですが、元本保証です。日本国がデフォルト(債務不履行)にならない限り、満期で投資金が全額返還されます。日本が破綻する確率は非常に低いので、安全性の高い資産運用術と言えます。

また、運用期間は3・5・10年と比較的長期間ですが、保有してから1年後に原則解約可能です。突然現金の必要性がでても対処は可能で、流動性はある程度確保できた投資商品になります。

ただし、金利は低いです。銀行の普通預金より高金利といってもほんのわずかです。重複しますが、2016年3月時点でマイナス金利の影響があり国債金利はすべて0.05%となっています。

決して高利回りの資産運用とは言えませんので、あくまでも資産運用ポートフォリオの一部分をなす、リスクヘッジ的な投資商品と捉えておいてください。

個人向け国債取扱金融機関

個人向け国債は国内証券会社や銀行で購入することができます。上で個人向け国債の概要をお伝えしましたが、どこの金融機関で購入しても条件は同じです。

利用する金融機関によって国債利回りが変わるようなことは決してありません。国債利回りは国が決めるもので、金融機関が決めるわけではないからです。

現在、個人向け国債を取扱っている金融機関は以下の通りです。

2016年3月時点

2016年3月時点

最寄りの地方銀行でも取り扱っていますので、銀行で買いたいというならば足を運ぶのもありかと思います。

ただし、一番 “近い”のはネット証券です。家の中から国債を買えますし、ネット環境があれば出先でも買えます。利便性が高いネット証券での購入をおすすめします

個人向け国債を買えるおすすめの証券会社3つ

では、どのネット証券会社で個人向け国債を買ったら良いでしょうか? ネット証券会社といっても数多くありますので、選択は容易ではありません。

ここで、選択の基準を決めてみましょう。多くの個人投資家が利用し、毎月の利用量が多い証券会社は、理由があって利用されています。

そこで見てみたいのが、ネット証券会社の月間株式売買代金証券口座数です。これを確認すれば、個人投資家が好んで利用するネット証券会社が一目瞭然です。

では、以下の比較表をご覧ください。

2016年2月のデータ

2016年2月のデータ

月間株式売買代金と証券口座数BEST3にランクインした証券会社は全部で4社。その中で個人向け国債を取扱っているのは・・・

・・・以上3社です。これら3社で口座開設し、個人向け国債を買付けることをおすすめします。

3社すべてで口座開設すべき理由

上記3社のどれかを選んで口座開設&個人向け国債買付け、でも良いのですが、3社すべてで口座開設することをおすすめします。なぜならば・・・

時期によってキャンペーン開催の有無があるため

・・・以上の利用により、3口座開設するのがベストチョイスです。

参考までに、2016年3月時点で個人向け国債キャンペーン実施状況を確認してみましょう。

  • SBI証券
  • キャンペーン条件:対象期間中に50万円以上国債購入
  • キャンペーン内容:50万円以上100万円未満の購入で1,000円のキャッシュバック
  • マネックス証券
  • キャンペーン条件:対象期間中に50万円以上国債購入
  • キャンペーン内容:50万円以上100万円未満の購入で1,000円のキャッシュバック

楽天証券は毎月キャンペーンを実施していましたが、マイナス金利政策の影響か、今月はキャンペーンを開催していません

しかし、他2口座ではキャンペーンが開催されていますので、臨機応変にそれら2口座のどちらかで国債を買付ければ、しっかりキャンペーンに参加できるというわけです。

また、低金利個人向け国債をお得に運用するのに、キャンペーン参加は必須条件です。

50万円分国債を購入し1,000円キャッシュバックを受取り、1年後に解約。これで年利は0.2%になります。国債金利分の0.05%を足して合計0.25%の利回りで資産運用できますから、ただただ0.05%で運用するより全然お得ですよね。

日本国債で資産運用するなら、キャンペーン参加を積極的に考えることをおすすめします。

証券会社キャッシュバックキャンペーンを活用して国債購入!

リスクヘッジの国債運用ならキャンペーンは無視

ただし、冒頭でふれたように、100万円の投資金で資産運用し、そのリスクヘッジとして個人向け国債を買うのであれば、50万円以上の国債を買うことはないでしょう。

資産運用ポートフォリオの一部分として、リスクヘッジとしての国債購入をお考えならば、キャンペーンは無視で

他の投資商品で大きなリターンを狙ったほうが断然効率が良いですから、個人向け国債のキャンペーンに固執する理由はありません。

個人向け国債購入おすすめネット証券3社概要

上述した国債購入でおすすめのネット証券3社、それぞれの会社概要は以下の通りです。

SBI証券

  • 会社名:株式会社SBI証券
  • 登録番号:関東財務局長(金商)第44号/関東財務局長(銀代)第12号
  • 代表者:北尾 吉孝(代表取締役会長)
  • 住所:東京都港区六本木1-6-1
  • 電話:03-5562-7210
  • 資本金:479億3792万円
  • 株主:SBIホールディングス

楽天証券

  • 会社名:楽天証券株式会社
  • 登録番号:関東財務局長(金商)第195号
  • 代表者:楠 雄治(代表取締役社長)
  • 住所:東京都世田谷区玉川 1-14-1
  • 設立:1999年3月24日
  • 資本金:74億9,500万円
  • 株主:楽天株式会社


マネックス証券

  • 会社名:マネックス証券株式会社
  • 登録番号:関東財務局長 第165号/東京都知事(2)第31319号
  • 代表者: 松本大(代表取締役会長CEO)
  • 住所:〒102-0083 東京都千代田区麹町二丁目4番地1
  • 電話番号:0120-430-283(口座未開設者)/0120-846-365(口座開設済みの方)
  • 設立:1999年5月
  • 資本金:122億円
  • 株主:マネックスグループ株式会社

上述したように、3口座すべて開設しておくのがベストチョイスです。しかし、すべての口座を開設するのに抵抗があるならば、1口座開設でも全く問題ありません。

1口座だけ開設なら、人気・口座数No.1のSBI証券で開設しておけば間違いないでしょう。

それでは、また。

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