資金100万円で資産運用 よくありがちな失敗例と注意点とは

   2016/04/13

資金100万円で資産運用をするとき、よくある失敗や注意点があります。その点を念頭において投資を始めれば、無駄・無理なく、且つ効率よく投資を行なうことができるのです。

今回は、多くの方が経験している失敗例と注意点を3つ、詳しく見ていきます。

資金100万円で資産運用 よくありがちな失敗例と注意点とは

資金100万円で資産運用 よくありがちな失敗例と注意点3つ

資産運用でよくある失敗例と注意点は、以下の3点です。

  1. 賢明な分散投資ができていない
  2. 長期運用ができない
  3. 儲けようと欲を出しすぎないこと

では、一つずつ見ていきましょう。

賢明な分散投資ができていない

資産運用の大前提は分散投資で、ポートフォリオをしっかり組んで資産運用する重要性を以前お話しました。

資金100万円以下の資産運用向け おすすめのポートフォリオの作り方
記事概要: 資金100万円を資産運用する場合、どのようにポートフォリオを組むべきか、その基本を紹介しています。ポートフォリオの組み方における基礎はどのタイプの資産運用にもあてはまりますので、初めに一読を。

ポートフォリオの基礎を学んで、投資初心者ながらも投資対象を分散し資産運用を始めるのはりっぱなことです。しかし、投資対象の中身を見ると・・・とんでもないことになっていることがあるんです。

一例ですが、投資対象として外貨を組み込んだとしましょう。1通貨だけでなく複数の通貨に分散して外貨運用するのが賢明なのですが、新興国通貨だけで外貨運用している人がいるんです。

  • 中国元
  • NZドル
  • 豪ドル

この組合せの何がいけないの? と思うかもしれませんが、この3通貨は非常に関連性の高い通貨になっています。

ニュージーランドは乳製品などの輸出で経済が成り立つ国で、貿易の相手先第1位は中国、第2はオーストラリアです。つまり、中国と豪州の景気にかなり依存しているわけですね。

豪州も中国との貿易が盛んに行なわれていますので、豪州の景気と中国の景気の関連性も非常に高くなっています。要するに、中国の景気が悪くなれば豪州もNZも景気が悪くなる傾向にあります

それなのに外貨運用の対象として人民元、NZドル、豪ドルを組み合わせて運用したり、全部でなくともその3通貨の内2通貨を同時に運用することで、資産減少リスクを抱えることになるのです。

それに気付かずに外貨運用をして、「俺は3通貨に分散投資できている!」と、大きな勘違いをしている方がいます。リスク大の外貨運用をしていることに気付かないなら、遅かれ早かれ資産減少危機に立たされることでしょう。

この例はほんの一例です。分散投資とは、複数の対象に投資をすれば良いわけでなく、関連性がなるべく低い対象商品を選別し運用することです。

資産運用の基本である分散投資の基礎を肝に銘じておきましょう。

長期運用ができない

またまた基本の話になってしまうのですが、資産運用の基本は長期運用です。短期売買を組み込むこともありますが、基本は長期的に資産を運用するわけです。

ですから、道理から言えば、相場動向の変動で資産価値が少し減少したとしても、トータルで資産UPを狙っていますので動揺する必要はありません。

しかし、日経平均が急落したから、急激に円高になったからという理由で、焦って保有資産を売却してしまうことがあります。こんな経験はありませんか?

もちろん、資産運用では損切りをすることはあります。しかし、相場急変時に資産運用のさらに大切なことが見えなくなっていることがあるのです。

それは、「投資商品を安いときに買い高くなったら売る」という、資産運用のイロハのイです。

長期間資産運用し、最後に利益がプラスになれば成功なはずですが、一時の資産価値減少で「安いときに買う」が「安いときに売る」という真逆の運用をしてしまう方が少なくないんです。それではいつまでたっても資産はプラスになりません。

  • 長期間に及ぶ資産運用で最終利益をプラスにすること
  • 安いときに買い高くなったら売る

この大切な2点を忘れずに資産運用をしたいものです。

投資に自信がないなら、最初は少額投資に挑戦するのも一つの手です。こちらの少額投資ランキング記事をどうぞ↓

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記事概要:5,000円あれば簡単に投資を始められる、“本当” の少額投資ランキングです。

儲けようと欲を出しすぎないこと

資産運用の最大の目的は、利益獲得です。ですから、資産運用をする誰もが心の中で「儲けたい」と思うもの。これは決して悪いことではなく、利益をプラスにしたいと思うのは正常なことです。

ただし、行き過ぎた欲求は資産運用行為に迷いや過ちをもたらします

たとえば、ある株が急落したとします。日本人なら誰もが知る、大企業の銘柄です。「前よりも安くなったから」という理由で急落した株を買う。こんな経験をしたことがありませんか?

これで大損した人は少なくないんです。

株というのは上がるにも下がるにも理由があります。将来を予測した値動きになるのが通常ですが、いずれにしろ理由があって株価は変動するのです。

株価急落にはもしかしたら投資家が考える以上に深刻な理由が隠れているかもしれません。一銘柄を引合いに出して考えてみましょう。

なぜか上場廃止にならない東芝(6502)。株主を裏切った東芝株の週足チャートです。

東芝(6502)週足チャート

東芝(6502)週足チャート

ご覧の通り、2015年5月から下落の一途を辿っていますが、前より安くなったからという理由で最近東芝株を買ってしまった方がいるでしょうか?

東芝株を買うのは自由です。資産運用の観点から言えば決しておすすめはしませんが、投機取引をしたい方はどうぞ。

巨額赤字で無配の東芝株。少なくとも2016年4月時点で底は見えていない状況です。16年2月12日に155円をマークし、そこから反発するような動きですが、まだまだ26週線にタッチもしていません。

直近安値の155円が底値になるのか、それとも底を割るのか。東芝の経営状況も考察する必要がありますが、買い時はまだまだ、です。

東芝さんを悪い一例にして申し訳ありませんが、底が見えない株を安くなったから買う。失敗する可能性が非常に高くなります。

儲けたいという欲に負けて急落する株を買う、または安くなった商品を買う。絶対避けたいところです。資産運用において、自分の感情を如何にコントロールするかが重要になります。

資産運用は自分の感情を如何にコントロールするかが重要

資産運用によくありがちな失敗例と注意点3つ まとめ

さて、最後によくありがちな失敗例と注意点をまとめてみます。

  1. 賢明な分散投資ができていない
  2. 長期運用ができない
  3. 儲けようと欲を出しすぎないこと

1つ目の賢明な分散投資は知識が必要になり、2つ目と3つ目は感情のコントロールがカギとなります。

それでは、また。

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