資金100万円の資産運用向け おすすめのポートフォリオの作り方

   2016/10/13

100万円以下の資金を元に資産運用をしてみたいと考えているところでしょうか?

それならば、まずはポートフォリオを作成するのが先決です。ポートフォリオがないと資産運用にぶれが生じ、失敗する恐れがあるからです。

資産運用のコツ、ポートフォリオの作り方を分かりやすく解説します。

100万円以下の資産運用におすすめのポートフォリオの作り方

資産運用におけるポートフォリオの作り方

ところで、ポートフォリオとは何でしょうか?

ポートフォリオとは、資産運用において資産をどのように分散し投資するか、その枠組みのことです。

ポートフォリオに組み込む投資対象商品

では、ポートフォリオに組み込む投資対象商品にはどのようなものがあるのでしょうか?伝統的に言われているのは、以下の4つです。

  • 日本株式
  • 日本債券
  • 外国株式
  • 外国債券

この4つに加え、流動性資産(銀行預金など現金化しやすい資産)をポートフォリオに加えることもあります。

なぜ分散投資が必要なのか? この問いに関しては、以前の記事を参考にしてください↓

【分散投資】お金に働いてもらう資産運用の前提を理解する
記事概要:資産運用の大前提、「卵を一つのかごに盛るな」の詳細を説明しています。

新・ポートフォリオの作り方

国内外の株式と債券、そして流動性資産に資産を振り分けて投資するのが、いわば資産運用の基本的な考えです。

しかし、この常識は少しずつ通用しなくなってきています。

その理由は・・・

  1. 先進国が挙って低金利政策を断行している
  2. 世界全体の景気不安による株安
  3. いまだインフレに向かわない、くすぶる日本景気

などなど。資産運用を難しくする要因が多数存在しており、今まで通じていた資産運用の常識が常識でなくなってきているからです。

そこで、新しいポートフォリオの作り方を考えなければなりません

上述したように、これまでは目指す投資スタイルに応じて国内外の株式・債券に資産を振り分け、資産運用をしていました。

しかし、これからは、以下のように細分化した投資対象をポートフォリオに組み込む必要があります。

  • 日本株式
  • 日本債券
  • 海外先進国株式
  • 海外先進国債券
  • 海外新興国株式
  • 海外新興国債券
  • 海外先進国通貨
  • 海外新興国通貨
  • ゴールド

以上の投資商品に資産を振り分け、資産運用を始めるのが新しい資産運用の考え方であり、この “基礎” に基づいてポートフォリオを作成しましょう。

投資商品のリスクを考慮する

では、ここからは応用編です。上の基礎知識に基づいて、ポートフォリオを作成してみましょう。

当たり前の話になってしまいますが、ポートフォリオの内容は各人異なります。なぜならば、投資スタイルが各自異なり、目指すものが違うからです。

人によっては銀行預金より金利が良ければそれでよしという人もいれば、とにかくアグレッシブに利回りを追求したいという人もいるでしょう。

ですから、肝心なのは、自分の資産運用スタイルを鑑みてポートフォリオを作成することです。

あなたが資産運用を行なう目的は何でしょうか?

どんな目的にしろ、資産運用の目的や年齢に応じたポートフォリオを作成することが重要です。

その点をふまえ、上で挙げた投資対象のリスクの程度を考えてみます。リスクの高低差は相場動向によってある程度変動しますが、一般的に考えられているリスクの程度をみてみましょう。

  • 日本株式:3
  • 日本債券:2
  • 海外先進国株式:4
  • 海外先進国債券:3
  • 海外新興国株式6
  • 海外新興国債券:5
  • 海外先進国通貨:5
  • 海外新興国通貨:8
  • ゴールド:1

≪リスクレベル1(低い)⇒8(高い)≫

投資家や評論家によって投資対象リスクに対する見方は若干異なりますが、おおよそのリスクレベルは以上の通りです。

言うまでもありませんが、リスクが高いほどリターンも高くなります。それをふまえてポートフォリオを組むことになります。

資産運用におけるポートフォリオの組み方

投資スタイル別ポートフォリオ作成例

では、実際に投資スタイル別にポートフォリオを作成してみましょう。

ディフェンシブ派

退職・セカンドライフまでそう遠くないという50代前後の方、アグレッシブな投資を始めるのは気が進まないかもしれません。また、今からアグレッシブ投資を始めるのはおすすめできません。

そんなディフェンシブ派には、以下のようなポートフォリオが基本となります。

  • 日本株式:30%
  • 日本債券:20%
  • ゴールド:10%
  • 海外先進国株式:10%
  • 海外先進国債券:10%
  • 海外新興国株式:10%
  • 海外先進国or新興国通貨:10%

国内株式と債券に加え、代表的な安全資産のゴールドで6割を占めるポートフォリオとなっています。

海外株式・債券・通貨へ40%の投資となりますが、海外投資各商品の投資割合はケースバイケースで、臨機応変に調整を加えてください。上の例はあくまでも基本的な骨格です。

また、海外通貨への投資はリスクが高そうで抵抗を示す方が時々いるのですが、今では自動で外貨積立ができる「積立FX」という商品があり、ドルコスト平均法によるリスクを分散しながらの外貨投資ができます。(積立FXはSBIFXトレードの商品です)

積立FXの記事をまとめていますので、そちらを参考にしてください↓

積立FXで少額外貨運用 全部まとめてみました
記事概要:積立FXの記事(基礎編と応用編)をまとめてあります

SBIFXトレードの公式サイトでも詳細を確認できます↓
SBIFXトレード

ミドルリスク・ミドルリターン派

リスクをある程度取れるが、アグレッシブに投資するには抵抗があるという方。それなら、ミドルリスク・ミドルリターンでバランスの良い資産運用を目指しましょう。

  • 日本株式:20%
  • 海外先進国株式and債券:20%
  • 海外新興国株式and債券:20%
  • 海外先進国and新興国通貨:20%
  • ゴールド:20%

バランス派資産運用では、日本債券を捨ててゴールド投資と海外投資を増やします。海外投資のリスクヘッジ役はゴールドが請け負えるからです。

先ほども少しふれましたが、ゴールドは代表的な安全資産です。海外経済状況、とりわけアメリカ経済が思わしくなくなると、安全資産のゴールドが買われる傾向にありますので、海外投資を増やす分、ゴールド投資を多めにするのがコツです。

このようなバランスの取れた資産運用は理想的ですが、実際に自分で投資をするのは難しいもので、海外投資商品への知識も不可欠です。

バランスの取れた投資がしたいけど、自分じゃ無理、または商品選択の時間がないという場合、頼れるのが投信ファンド。バランス型の投資信託を選ぶだけで、あとは投信ファンドがバランス型の資産運用を担ってくれます。

もちろん、数あるバランス型投信ファンドの中から優良ファンドを選ぶのは簡単ではないのですが・・・。管理人が利用する投信ファンドで良ければ紹介できますが、とりあえずここではミドルリスク・ミドルリターンのポートフォリオの作り方を頭に入れておきましょう。

アグレッシブ派

定年まで20~30年あるという、お若い方。時間という最大のメリットがありますので、アグレッシブな投資が可能ですよね。そんなアグレッシブ資産運用派は以下のポートフォリオを参考にしてください。

  • 日本株式:30%
  • 日本債券:10%
  • 海外先進国株式:20%
  • 海外先進国債券:10%
  • 海外新興国株式10%
  • 海外新興国債券:5%
  • 海外先進国通貨:10%
  • 海外新興国通貨:5%

上のバランス派と違い、ゴールドによるリスクヘッジをポートフォリオに入れません

その代り、日本債券でリスクヘッジを行ない、全体の6割を海外商品に割り当てます。海外商品の中でバランスを取りながらアグレッシブに資産運用を行ないます。

アグレッシブ派とはいえ、新興国通貨への投資は全体の5%にとどめています。新興国通貨の金利は高いもののインフレ率が高く、地政学リスク要因による不安定さも鑑みる必要がありますので、5%程度に抑えておくのがベターです。

管理人はほんの少しですが、新興国通貨のトルコリラを運用しています。こちらにまとめてありますので、参考にしてください↓

トルコリラ運用派必見! FXトルコリラ運用の基礎編と応用編まとめ
記事概要:ヒロセ通商でFXトルコリラ運用をしていますが、トルコリラスワップ運用に必要な情報をすべてまとめてあります。

資産運用において分散投資とポートフォリオ作成は基本です。ここでしっかりポートフォリオの作り方を頭に入れておきましょう。

それでは、また。

資産運用バランス派におすすめ↓↓

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