地政学リスク拡大のトルコリラ 今後の見通しとFXスワップ運用対処法

   2016/10/18

トルコリラが地政学リスクに悩まされています

底割れとなったトルコリラ、今後の見通しとFXでのスワップ運用における対処法をご紹介します。

トルコリラの今後の見通し

トルコリラが悩まされている2つのリスク

現在、トルコリラは2つのリスクに悩まされています。その現状を以下、順に説明いたします。

2つのテロ組織に狙われるトルコ

トルコは2種類のテロ組織と闘わなければならない状況です。

  1. IS(イスラム国)
  2. PKK(クルド労働者党)

ISについては詳細を説明する必要はないでしょう。ご存知の通り、イスラム教徒の過激派組織ISですが、トルコで自爆テロを展開しています。

2016年1月12日午前10時20分頃(現地時間)、トルコの首都イスタンブールの観光名所「スルタンアフメット広場」付近で、自爆テロが勃発。実行犯らしき人間は、実は最近シリアから入国した模様です。

シリアから難民が200万人以上流れているトルコ。国境付近でのセキュリティ体制が完備しておらず、その結果、観光地が狙われてしまったのです。

もう一つのテロ組織がPKK。1月13日、少数民族クルド人の非合法武装組織と言われているPKKは、爆弾を積んだ車両で警察施設に突撃。結果、45人が重軽傷を負ったと報道されています。

トルコ政府は昨夏からPKK掃討作戦を展開しているのですが、PKKによる報復攻撃も再三起こっており、政府の悩みの種となっている状況です。

内戦、とまではいきませんが、国内でのテロが頻繁に起これば、もちろん経済活動にも悪影響す。

経済の柱「観光業」に打撃

先にあげた2つのテロ組織による攻撃で、トルコ経済の柱とも言える「観光業」が大打撃を受けています。

先日起こったISによるテロは、観光のメッカ「スルタンアフメット広場」付近で起きました。

イスタンブールのスルタンアフメット広場付近一帯は世界遺産にも指定されている場所で、イスタンブールに行く旅行者が必ず訪れる場所です。ニューヨークのタイムズスクェア的な場所なわけです。

 

トルコ アヤソフィア博物館

アヤソフィア博物館。

 

スルタンアフメットモスク ブルーモスク

通称ブルーモスクと呼ばれているスルタンアフメットモスク。

 

イスタンブール ボスポラス海峡

ボスポラス海峡。

こんな素敵な場所でもテロが起こるとなれば、どうしても旅行客が減少してしまいますよね。

  • 観光業大打撃⇒経済状況悪化⇒トルコリラ爆安

この負のスパイラルが起こるかもしれません。トルコリラを保有してる人は十分注意が必要です。

トルコリラは下落が止まらない可能性 今後の対応策は?

トルコリラの日足チャートを見ていただければわかりますが、トルコリラは底割れしてしまいました。

前回お話ししましたが、38.8円付近がサポートラインとなっており、そこで踏みとどまれるようであれば今後のリバウンドに期待がもてたのですが、どうやら底割れしたと思われます。

 

TRYJPY日足チャート

1月16日の朝の時点で38.3円台となっています。底割れとなると、今後はどこまで下がっていくか見当が付きません

FXでトルコリラをスワップ運用している方、今後の対応策はこれにつきます。

  • 証拠金維持率をなるべく高く維持すること

これが最善策です。

我慢できず損切りするなら、それはそれで良いかと。

私は損切りするつもりはありませんけどね。スワップをコツコツ貯めていきます。

 

TRYJPYポジション一覧

今は2,000通貨のみの保有ですが、今後の展開を見ながら買い増ししていきたいと思っています。

トルコリラ取引におすすめのFX業者

筆者はトルコリラスワップ運用にヒロセ通商を利用しています。

  • TRY/JPY(トルコリラ/日本円)
  • ポジション数量数量:3,000通貨
  • 平均約定価格:38.774円
  • 評価損益:-819円
  • スワップポイント累計:1,103円

(16年2月21日現在)

なぜヒロセ通商を選んだかと言いますと…

  1. スワップポイントが平均的に高い
  2. 1000通貨取引ができる

この2点が大きな理由です。

以下のサイトを参考にしてください↓ ヒロセ通商を筆頭に、トルコリラ運用でおすすめのFX口座を紹介しています。

【トルコリラ運用向け】 自信をもっておすすめできるFX会社3つ
記事概要:トルコリラ運用ができるFX会社はいくつかありますが、その中から厳選して3社ご紹介です。

ヒロセ通商公式サイトはコチラ↓
FX取引ならヒロセ通商へ

それでは、また。

【スワップポイントに関する注意】 高金利の通貨を売るまたは低金利の通貨を買ったとしても、その取引数量相当のスワップポイント(金利差調整分)支払い額が日々蓄積され損失額が大きくなる場合があります。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、通貨や金利動向によっては受け取り金額が縮小したりスワップポイントがマイナス(金利差分を支払う)になる可能性があります。

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