人民元FX取引をするなら知っておきたい人民元今後の見通し【2016年版】

   2016/10/18

人民元をFX取引するなら、2016年の人民元がどのように変動していくか気になるところですよね。

そこで、2016年内に人民元通貨がどのように変動するか、様々な観点から鑑みて今後の見通しを予測してみます。今後の人民元取引の参考にして下さい。

人民元FX取引をするなら知っておきたい人民元今後の見通し【2016年版】

人民元FX投資家必見 人民元今後の見通し

人民元をFX口座で運用する場合、政策金利動向と中国経済指標を注視し、今後の為替予想を立てることができます。

中国金融政策金利

まず、2016年の中国政策金利を確認してみます。

画像元 http://www.gaitame.com/market/seisakukinri.html

画像元 http://www.gaitame.com/market/seisakukinri.html

ご覧の通り、中国の政策金利は2016年2月時点で4.35%です。先進国のアメリカ、日本、ユーロと比較すると相当な高金利通貨なことが分かります。

新興国通貨の代表的存在である南アフリカランドに比べると若干見劣りしますが、FXスワップ運用をするための条件、高スワップ金利通貨であることは間違いありません。

また、南アフリカは経済環境や政治的要素に不安定さを感じますが、中国は南アフリカほどの不安定さや不確定要素は大きくありません。

もちろんマイナー通貨の一種ですので地政学リスクなどを鑑みて取引する必要がありますが、いずれにしろ金利的には十分魅力ある通貨であることに変わりないと言えるでしょう。

今後の中国政策金利に関する注意点

中国の政策金利は4.35%ですが、今後金利が更に下げられる可能性は否定できません。中国の景気後退リスクが表面化していますので、中央人民銀行は金利下げを行なうかもしれないのです。

しかし、中長期的に見れば、この金利は少しずつ切り上げられていくと思われます。というのも、対米国をはじめ貿易不均衡に対する見方が厳しくなっているので、今後長いスパンでは人民元金利は切り上げられていくでしょう。

ですから、数年単位でFXスワップ運用を行なう予定ならば、今後の金利下げに動揺することなく継続して人民元を保有するスタイルで良いと思います。

数年かけてスワップポイントをコツコツためる。これが人民元FX取引の基本的な手法になります。

2014年中国経済指標

2014年のデータになりますが、中国の主な経済指標を確認しておきます。

  • 実質GDP成長率:7.4%
  • CPI上昇率:2.0%
  • 経常収支GDP比:2.0%の黒字

特に注目したいのが実質GDP成長率です。2014年では7.4%あったものの、2015年の数値は概ね6%台に低下しています。

今後成長率を維持できるか、さらに低下していくかによって、人民元取引の手法を調整する必要がでてきます。常に注目しておきたい指標です。

2016年1月 中国経済指標

では、2016年1月の主な経済指標に注目してみます。

  • 1月製造業PMI:49.4(前月比-0.3)
  • 1月製造業PMI:48.4(前月比+0.2)
  • 1月貿易収支:+632.9億ドル(12月:+600.9億ドル)
  • 1月消費者物価指数:前年比+1.8%(12月同+1.6%)

これら経済指標は、中国の経済活動の状況を知ることができます。前月比または前年比でプラスなら良好、マイナスなら後退と判断できます。

もちろん季節要因などがありますから、1か月単位で景気の波が大幅に変化することはありませんが、現状を知るという意味でも大変参考になる経済指標です。

ちなみに1月の指標は言うほど悪くなかったんですよね。この指標を見る限りでは、この先を期待して良いのかと感じます。

もし、前月比でマイナスが続くことがあれば、保有中の人民元のポジション整理(一部分を決済)が必要になるかもしれません。今後も前月比でどれほど±かを見て、中国の経済状況を逐一確認しましょう。

2016年人民元通貨予想

では、上記データやその他状況を鑑みて2016年の人民元通貨予想をしてみます。

一つ参考にしたいデータがあるのですが、ゴールドマン・サックスの米ドル/元レート予想です。

  • 2016年末のドル/元:7.0元
  • 2017年末のドル/元:7.30元

となっています。人民元/日本円ベースになおすと、

  • 2016年末の人民元/日本円:16.42円
  • 2017年末の人民元/日本円:15.75円

という計算になります。(米ドル/日本円をレート115円として計算)

また、モルガン・スタンレーは2016年1月11日、ゴールドマン・サックスに続いて人民元の見通しを引き下げています。

  • 2016年末のドル/元:6.98元(元/円:16.47円
  • 2017年末のドル/元:7.31元(元/円:15.73円

中国の景気後退、人民元下振れリスクが表面化したため、著名証券会社がそろって人民元見通しを引き下げているわけです。

現時点のレートは17.45円ほどですから、少なくとも2016年内にあと1円ほど円高に向かう可能性があるということですね。

筆者もゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーの為替予想に同調です。2016年内に急激な元高は期待できないのが現実的な見方かと。それをふまえ、人民元/日本円のレート予想は・・・

  • 2016年末の人民元/日本円:16.50円

・・・とします。

これから人民元投資を始めるならば、一気に買いポジはリスクが大きいです。少量ずつ分散して買い付け、リスク分散を意識した人民元運用に徹しましょう。

人民元2016年の見通し

人民元FX取引におすすめのFX口座

今後の人民元見通しが分かりましたので、最後に人民元をどのFX口座で取引すれば良いかお伝えします。

ご存知かもしれませんが、人民元(CNH/JPY)を取引できるFX業者は多くありません。その中でおすすめできるFX口座となると、そんなに多くないんですよね。

今回は、平均してスワップポイントが高い優良業者を厳選して、3口座おすすめします。

SBIFXトレード

  • SBIFXトレード管理人利用中
  • 会社名(商号):SBIFXトレード株式会社/SBI FXTRADE Co,Ltd.(英名)
  • 設立:2011年11月
  • 金融商品取引業者登録番号:関東財務局長(金商)第2635号
  • 本社所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
  • 資本金:4億8,000万円
  • 親会社:SBIリクイディティ・マーケット株式会社 (株式保有100%)
  • 代表取締役社長:尾崎文紀
  • 注目点:ドル円スプレッドの狭さに注目がいきがちのSBIFXトレードですが、じつはスワップポイントにも相当力を入れている優良企業、平均的に高スワップです。親会社は上場企業。安心して外貨運用したいなら、イチオシのFX口座です。

公式サイトはコチラ↓
SBIFXトレード

同じSBIFXトレードの「積立FX」でも、人民元運用ができます。こちらの定期取引は、定期積立による外貨運用です。ドルコスト平均法を活用した積立FXの概要、まとめてありますので参考にどうぞ↓

積立FXで少額外貨運用 全部まとめてみました
記事概要:積立FXの記事(基礎編と応用編)をまとめてあります

積立FXの公式サイトはコチラです↓↓
SBIFXトレード

セントラル短資FX(FXダイレクトプラス)

  • セントラル短資FX(FXダイレクトプラス
  • 会社名:セントラル短資FX株式会社
  • 代表者名:松田 邦夫
  • 住所:〒108-6314 東京都港区三田三丁目5番27号 三田ツインビル西館14階
  • 電話番号:03-5419-3300(代表)
  • 資本金:13億1千万円
  • 主要株主:セントラル短資株式会社、日短キャピタルグループ株式会社
  • 設立年月日:2002年3月
  • 金融商品取引業の登録番号:関東財務局長 (金商) 第278号
  • 注目ポイント:老舗FX業者として信頼度・安心感抜群です。スワップポイントが平均的に高いのでスワップ運用派におすすめのFX口座ですが、デイトレードやスキャルピング向けのウルトラFXを同時に利用することで、相場に応じた臨機応変な外貨運用が可能になります。

公式サイトはこちら↓↓FXダイレクトプラス

IG証券

  • IG証券
  • 会社名(商号):IG証券株式会社(IG Securities Limited)
  • 設立:2002年12月3日
  • 金融商品取引業者登録番号:関東財務局長(金商)第255号
  • 本社所在地:〒105-7110 東京都港区東新橋1丁目5番2号 汐留シティセンター10階
  • 資本金:4億
  • 親会社:Fox Sub 2 Limited(株式保有100%)
  • 代表取締役社長:Gwenael Moy
  • 注目点:英国ロンドンに本拠地を構えるIG証券。日本での金融取引提供もすでに10年以上の経験がある、世界有数の金融企業です。FXだけでなく、株式、株価指数、債券、商品など多種多様な金融商品を取りそろえているので、今後の投資を考えると口座開設しておいて損はありません。

公式サイトで詳細を確認↓

それでは、また。

【スワップポイントに関する注意】 高金利の通貨を売るまたは低金利の通貨を買ったとしても、その取引数量相当のスワップポイント(金利差調整分)支払い額が日々蓄積され損失額が大きくなる場合があります。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、通貨や金利動向によっては受け取り金額が縮小したりスワップポイントがマイナス(金利差分を支払う)になる可能性があります。

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