FXで裁量取引 | スワップポイントを狙った長期運用で稼ぐ方法

   2016/10/18

FXで裁量取引シリーズ、今回はスワップポイントを狙った長期運用で稼ぐ方法をご紹介です。

手っ取り早く稼げるデイトレードとは違い、腰を据えてコツコツ運用が基本的な取引スタイルとなるスワップ運用の基本取引手法を徹底解説します。

FXで裁量取引 スワップポイントを狙った長期運用で稼ぐ方法

FXの裁量取引 スワップポイントを狙った長期運用で稼ぐ方法

おさらいですが、裁量取引とは「買う・売る・様子見」の3択を自分で判断し実行する取引手法です。自動的にFX取引を行う「自動売買」や半自動取引ともいわれる「リピート系」とは違う、FX取引の基本的手法の裁量取引。その中の長期運用について詳しく見ていきます。

スワップ運用とは

スワップ運用とは、スワップポイントを狙ったFX取引のことで、一般的には最低でも数か月、長い時で数年ポジションを保有しスワップポイントをコツコツと貯める取引手法です。

すべての外貨にはスワップポイントが設定されており、各国の政策金利が基となっています。国の政策金利が上がればスワップポイントも上昇し、政策金利が下がればスワップポイントも下落するのが一般的です。。

そして、スワップポイントは定期的に付与されます。たとえば、今はトルコリラ/円を1万通貨保有すると115円付与され(ヒロセ通商参照)、ポジションを保有する限りずっと受け取ることができます。

ですから、腰を据えてコツコツと外貨運用したい人向けの取引手法と言えるでしょう。

【スワップポイントに関する注意】 高金利の通貨を売るまたは低金利の通貨を買ったとしても、その取引数量相当のスワップポイント(金利差調整分)支払い額が日々蓄積され損失額が大きくなる場合があります。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、通貨や金利動向によっては受け取り金額が縮小したりスワップポイントがマイナス(金利差分を支払う)になる可能性があります。

スワップ運用向けの通貨は?

スワップ運用ではどの通貨を取引すれば良いのでしょうか?

絶対条件は、スワップポイントが高い通貨を保有することです。通貨が違うなら受け取れるスワップポイントの量も違いますので、高スワップポイントの外貨を選択することになります。

それもそのはず、上でも少しふれましたが、政策金利の高い国のスワップポイントが高くなりますが、政策金利は国によって違います。

現在の金利を確認してみると、

外為どっとコムより

外為どっとコムより

ご覧の通り、トルコの政策金利は7.50%と非常に高い一方で、スイスフランは-1.25%とマイナス金利となっています。

どこの通貨を保有するかで、スワップ運用の効率に大きな影響があります。なるべく高金利通貨を長期運用するのが重要になるのです。

スワップ運用の注意点

ただし、高金利通貨ならどの通貨でも良いわけではありません。大切な注意点として、

  • 高インフレ通貨は下落する

この大原則を覚えておいてください。つまり、スワップポイントがたくさん貰える通貨は高インフレで下落する傾向にあるので、為替差損が発生しやすいということです。

トルコリラは数年前まで対円で90円ほどでしたが、今は34円ほどです。高金利通貨として有名な南アランドも対円で20円台のときもありましたが、今は8円を切っています。

この例から分かるように、インフレ率の高い高金利通貨は今後下落の可能性が高いので、いくらスワップポイントで稼いでも為替差損で利益相殺となる可能性があります。

そこで覚えておきたいのが、スワップ運用時における通貨の買い方です。

スワップ運用における通貨の買い方

スワップポイントを狙った長期運用において、通貨の買い方が非常に重要になります。

わかりやすいように一つ例を挙げてみますね。 豪ドル/円の日足チャートをごらんください。

チャート:SBIFXトレード

チャート:SBIFXトレード

赤線の丸印のところで豪ドルを4万通貨買いました。レートは84.90円です。レートが少し下落し、「お買い得!」と思って買いを入れたわけです。

しかし、レートはさらに下落し、6月には72円台にタッチしています。4万通貨保有し12円もの下落となれば、含み損は48万円です。FX口座に必要証拠金のほかに48万円入金されていなければ、ロスカットとなってしまいます。(ロスカットが証拠金維持率100%の場合)

しかし、豪ドルを4回に分けて1万通貨ずつ購入していたらどうでしょうか?

チャート:SBIFXトレード

チャート:SBIFXトレード

黄色線の丸囲みのところで4回に分けて豪ドルを購入しました。すると、平均購入レートは、

  • (84.90 + 81.90 + 78.90 + 75.90)÷4=80.4円

レートが下落するたびに豪ドルを買い増しすることで、平均購入価格を抑えることができたわけです。前出の買い方ですと84.90円で4万通貨の買いポジションでしたが、こちらは80.4円で4万通貨の買いポジションです。

どちらの買い方が上手だったかは言うまでもありませんね。間違いなく後者の買い方がより効率的な買い方です。

結論は、長期運用を始めるとき、外貨を一気に購入するのではなく数回に分けて買うことが重要になります。

さっさとポジションを保有して放っておきたいという気持ちがあるかもしれませんが、長期運用は始めが肝心です。

長期運用の成功は、平均購入価格を如何に抑えるかにかかっていると言っても過言ではないのです。この点を肝に銘じておいてください。

スワップポイントを狙った長期運用で稼ぐ方法 まとめ

スワップポイントを狙った長期運用では、高金利通貨を狙うのが絶対条件です。しかし、高インフレの国の通貨は暴落する可能性があり、高金利通貨=買い、という単純なものでもありません。

高金利通貨を狙うなら数回に分けて購入し、平均購入価格をなるべく抑えることが重要です。そうすることで、為替差損とスワップポイントが相殺になることを防げます。

以上の点に注意して、FX長期運用を成功させてください。

それでは、また。

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