2019/08/26

FXで裁量取引 | 裁量取引とは?メリットとデメリットを徹底解説

FX取引には様々な取引手法がありますが、FX初心者なら最初は誰もが行なうのが「裁量トレード」。

この記事では裁量トレードとは何か、関連情報を含めまとめてお伝えします。

この記事の要点

  • 裁量取引とは
  • 裁量取引のメリットとデメリット
  • FX初心者の登竜門が裁量トレード
  • 裁量トレードの勉強のために練習君は要らない
  • 裁量トレードのコツ3つ
  • 裁量トレード向きの通貨ペア
  • 裁量トレードとシステムトレードの違いとは

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裁量取引とは

裁量取引とは、自分で「買う・売る・様子見」を選択し売買注文を発注するトレード手法です。

ですから、一般にFX取引というと裁量取引のことを言っているんだなと考えてもらって間違いありません。

当然、FX取引手法には裁量取引以外にもたくさんあり、特に最近ではトラリピやループ・イフダンをはじめとしたリピート系が主流になりつつあることを頭の片隅に入れておいてください。

また、裁量取引のことを裁量トレードということがありますが、意味は全く同じです。

裁量トレードは「買う」と「売る」の2択だという人がいますが、これは半分正解です。

その2つに加え「様子見」も一つの選択肢に含まれます。

「休むも相場」という格言がある通り、負けこんでいるときは「休む」ことを選択する必要があります。

また、「ここで注文しても勝てない、自分の得意とする形ではない」と思う場合も「様子見」を選択しなければならないことから、裁量トレードは2択ではなく3択です。

裁量取引のメリットとデメリット

先に挙げたように、裁量取引はすべて自分の裁量で行なうものです。ですから、それ相応のメリットとデメリットがあります。

裁量取引のメリット

メリットが幾つかありますので挙げてみたいと思います。

  • 取引時間は自由

為替市場がオープンしている限り、いつでも裁量取引を行なうことができます。朝の時間帯でも良し、深夜の時間帯でも良し。自分のライフスタイルや都合に合わせて取引できるメリットがあります。

  • 取引通貨ペアは自由

FX会社が取扱う通貨ペアは多数あり、ヒロセ通商約50通貨ペアを取扱っています。

サクソバンク証券なら約150通貨ペアです。

その中からどの通貨ペアを選ぶか、自由です。あなたの好きな通貨ペアで取引できるのが裁量取引なのです。

  • 取引量は自由

FX会社によって最小取引単位が違うものの、1回の取引でどれだけの通貨量を取引するか、自由に決められます。制限はありません。

1万通貨取引したいなら1万通貨を、10万通貨取引したいなら10万通貨取引ができます。

もちろん、取引量に応じた必要証拠金を用意しなければなりませんし、取引量に比例してリスクも高くなります

  • 取引方法は自由

裁量取引には短期トレード、スイングトレード、長期運用がありますが、どの方法で取引するか自由に決められます。

裁量取引のデメリット

裁量取引のデメリットは、上述した取引時間帯、取引通貨ペア、取引量、取引方法をすべて自分で決めなければならないことです。

自己判断でFX取引するためには知識が必要であり、知識がないとあっさり逝きます。下手したら売買注文すらできないかもしれません。

 

FX初心者の登竜門が裁量トレード

裁量取引にはメリットとデメリットがありますが、裁量取引はFX初心者の登竜門と言えるでしょう。

FX口座を開設し取引を始めるときは大抵裁量取引です。大部分の方は、まず自分で「買う・売る・様子見」をやっています

また、FX各社が実施している新規口座開設キャンペーンのほとんどは、裁量取引です。

「新規口座開設し10万通貨以上の取引で1万円のキャッシュバック」。このようなキャンペーンを目にしたことがあるのではないでしょうか。

一例ですが、LIGHT FX(トレイダーズ証券)ではキャンペーン期間中に新規口座開設+取引で、最大5万円のキャッシュバックキャンペーンを実施中です。

(2019年9月末まで。キャンペーン内容は時期によって変わります)

現在実施中のキャッシュバックキャンペーン詳細を確認する⇒LIGHT FX公式サイト

FX初心者はまずFX口座を開設することになりますが、どうせならキャンペーンに参加してキャッシュバックを受取りたいですよね。

キャンペーンの多くは裁量トレードによるものですから、裁量取引が登竜門になるのもうなずけます。

ですから、裁量トレードとは何か、どのように取引すべきかしっかり理解し、FX取引に挑むのが最善です。

裁量トレードを勉強するのに練習君は要らない

では、どうやってFX裁量トレードを勉強したら良いのか? という話ですが、詳細は別記事かnoteに記載したいと思います。

ここで一つだけお伝えしたいのは、FX教材を購入する必要はない、ということです。

裁量トレードを勉強するのにFX商材を購入したくなるかもしれませんが、教材は必要ありません。

裁量トレード教材で有名な練習君やForexTesterがあり、ネット上でも販売されています。

簡単に言えばFXを疑似体験し勉強するのが練習君やForexTesterです。

しかし、FXは実際の為替相場の、リアルタイムの為替レートでトレードするので、学べることが多いのが実情です。

ですから、おすすめは

  • 少額で実際に裁量トレードをしてみること

です。

FX商材にお金をかけるよりも、少額で実際に裁量トレードをしてみて失敗するほうが勉強になるだけでなく、安い授業料で済みます。

FX会社の中には、1通貨単位や100通貨単位でトレードできる口座があるので、それらを利用すれば少額でトレードできます。

たとえばドル円が105円のとき、1通貨単位取引の必要証拠金は約4.2円で、100通貨単位取引の証拠金は約420円です。

何万円もするFX教材を買うより全然安く済みますし、何より裁量トレードを体験することでトレードの腕を磨くことができます。

ぜひトライしてみてください。

裁量トレードのコツ3つ

裁量トレードを学ぶのにFX教材は必要ありませんが、収益を上げるためのコツがあります。

裁量トレードのコツ

  1. 時間
  2. テクニカル分析
  3. 強いメンタル

以下、3つの点を詳しく分析していきます。

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1.時間

裁量取引はシステムトレードと違って、すべて自己判断でFX売買を行います。

ですから、基本的には取引画面またはスマホ画面に張り付いてトレードをすることになります。

要は、取引中は必ず取引画面を見ている必要があるので、その分時間を費やす必要があるということです。

裁量取引にはデイトレード、スイングトレード、ポジショントレードとありますが、いずれの取引をするにも時間を割くことができないというならば、あなたのライフスタイルに裁量取引は合っているとは言えません。

完全自動売買、または半自動売買でのFXトレードを考えるほうが無難でしょう。

時間がないのに無理やり裁量取引をしても良い結果は得られません

昼間はサラリーマン、夜帰ってきてから眠い目をこすりながらFX取引画面を開けてトレードする。これでは、かろうじて買いと売り注文を発注はできても、コンスタントに収益を上げるのは全く期待できません。

FX裁量取引には、しっかり集中して取引できる時間が必要なのです

その時間がないなら裁量取引ではなく、他の取引手法でのトレードを考えましょう。たとえば、半自動売買のトラリピが向いている可能性があります。

トラリピとは | 初めてトラリピをする初心者向けに徹底解説しています

2.テクニカル分析

裁量取引の生命線はテクニカル分析だと考えてください。

テクニカル分析ができれば、ファンダメンタル分析(経済や為替に関するニュースを分析すること)はしなくても勝てます。

もちろんファンダメンタル分析をすれば、トレードの方向性を決める情報を得られるのは間違いありません。

しかし、ファンダメンタル情報はテクニカルが織り込むので、極端にいえばテクニカル分析さえできれば収益は上げられるというわけです。

たとえば、「アメリカが金利上げに踏み切った」というニュースが流れたとします。すると、米ドル通貨は他通貨に対し買われ、結果ドル高になるわけですよね。

つまり、情報やニュースは通貨の動きに反映されるので、テクニカル分析で「ドル高」の流れを読み取ることができれば、ファンダメンタル分析をしなくても勝てるトレードが可能になります。

では、どのテクニカル指標を利用するのが良いのでしょうか?

答えはずばり、あなたと相性の良いテクニカル指標を利用するのがベストです。

使いやすい、分析しやすい、エントリー・イグジットポイントが分かりやすいなどなど、理由はなんでも良いと思います。

あなたが使いやすく、かつ勝てるテクニカル指標だと思うのであれば、それを使ってください。これを絶対使わなければいけない! という規定はありません。

もちろん、移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表といった基本的な指標の読み方は学ぶべきだと思います。

しかし、最後に何を使うかは自分で決めることです。自身が勝てると思う指標を分析し、勝てるポイントで売買すれば良いのです。

テクニカル指標に関して補足ですが、どのタイミングでエントリーしイグジッとするかを決める、つまり売買ルールをしっかりと確立させるのも大切な能力の一つです

売買ポイントは取引手法やトレーダーによって変わってきます。

勝てる売買ルールを研究し作り出す努力も必要なこと、覚えておいてください。

3.強いメンタル

最後に不可欠なものとして挙げるのが、強いメンタルです。

上述したように、テクニカル指標を用いて勝てるルールを作成し、そのルールに基づいてトレードするのが裁量取引の基本的なスタイルになります。

しかし、そのルールを実行できるメンタルの強さがなければ、いくら「勝てるルール」があっても勝ち続けることはできません。

利益確定のタイミングに、

もう少しあとに利確すればさらに利が乗るかも」とか、

損切りラインに達したときに、

もう少し我慢すればレートが回復して損失を逃れられるかも」など。

こんな風に思ってしまうのが人間の心理です。

・・・甘いです!

それでは勝てません。ルールを順守して取引することで、初めて勝ちを手繰り寄せることができるのです。

為替レートの変動は激しいのが常。思わぬときに思わぬ方向に動くのが為替相場というもの。

その為替相場を甘く見て利確・損切りをしないなら、利益を出せないどころか大損失を被る結果になりかねません

トレードルールに基づいて売買するメンタルの強さは、必要不可欠なのです。

もしメンタルが弱いなら・・・

  • メンタルの強さがあまり関係しない自動売買で収益を狙う
  • メンタルを強化する

このどちらかの対策が急務です。FXトレードで収益を上げたいなら、早急に対応策を実行してください。

FX裁量取引向けのおすすめ通貨ペア2つ

FXで裁量取引-どの通貨ペアでトレードするのが最適か
裁量取引に最適の通貨ペアを分析する上で、以下の点がポイントになります。

  • 通貨流動性
  • スプレッド

流動性の高い通貨が有利

「流動性が高い」とは、世界の為替市場で取引量が多いことを指しています。

流動性が高いなら、後述しますがスプレッドが狭い傾向にありますし、いつでも売買しやすい特徴があります。

スムーズなトレードをしたいなら、流動性の高い通貨ペアを選択するのは必須でしょう。

さもないと、思うようなポイントでエントリーやイグジット(新規・決済注文のこと)ができず、勝率や利益率がなかなか伸びないのです。

市場で最も多く取引されているのはどの通貨ペアでしょうか?

2016年にBIS(国際決済銀行)が発表した「通貨別の取引高」データを参考にしてみると…

  • USD/EUR:23.1%
  • USD/JPY:17.8%
  • USD/GBP:9.3%

…1日平均の取引高は以上の通りです。

世界の基軸通貨は米ドル(USD)ですから、USDを中心に為替市場は成り立っていると言っても過言ではありません。

そして、ユーロ(EUR)と日本円(JPY)は長らく世界取引高第2位と3位で、そこに英ポンド(GBP)を付け加えた計4通貨が取引高上位となっています。

この取引高データをもとに考えると、メインはUSD通貨で、残り3通貨をお好みで選ぶことになります

裁量取引向けの通貨ペアは、

  1. EUR/USD
  2. USD/JPY
  3. USD/GBP

この3通貨ペアがイチオシです。

ただし、FX初心者が英ポンドがらみの通貨ペアをトレードするのは、変動率が高すぎるのでおすすめできません

強いて言うなら、EUR/USDUSD/JPYがよりふさわしいと言えます。

スプレッドの狭い通貨がよりお得

スプレッドとは、買値と売値の差のことです。

FX会社のほとんどは取引手数料を0円としていますが、スプレッドが実質上の取引手数料であり、FX会社の主要な収益源となっています。

FXトレーダーの観点から言うと、スプレッドが狭いほど負担コストが少なくて済むことを意味しますから、できるだけスプレッドが狭いFX口座を利用したいところです。

ちなみに、上述した裁量取引向けの通貨ペアを提供するFX会社の中で、業界最狭水準スプレッドを提供している会社は以下の通りです。

USD/JPY

  • SBIFXトレード0.27銭(1万通貨以下の取引)
  • その他ほとんどのFX会社⇒0.3銭

(データ更新:2019年8月末)

EUR/USD

(データ更新:2019年8月末)

裁量トレードとシステムトレードの違いとは

FXの裁量トレードの対極にあるのがシステムトレードです。

リピート系を含めシステムトレードがFXトレードの主流になりつつありますが、裁量トレードとシステムトレードの違いは何でしょうか?

以下、比較してみます。

まずはシステムトレードとは何か見てみます。

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システムトレードとは

システムトレードとは自動取引のことで、「買う・売る・様子見」の3択をシステムが判断しFXトレードします

そのシステムトレードを細分化すると2つに分類できるんです。

  • 完全自動取引:ストラテジー(取引手法)だけを選択する自動取引
  • 半自動取引(リピート系):トレードの設定は自分で、取引はシステムが自動で行う

それぞれの特徴やメリット・デメリットはいろいろありますが、とりあえずは自動取引も2種類あるということだけを覚えておけばOKです。

一例を挙げると、

システムトレード(完全自動売買)で有名なのが、

これですね。

また、システムトレード(半自動売買)では

などがあります。

いずれにしろ、取引行為はシステムが自動で行ってくれる。これが自動取引であり、システムトレードと呼ばれています。

システムトレードのメリット・デメリット

まずはメリットから。

  • 取引時間が奪われず有効活用できる

裁量取引はすべての売買行為を自分で行いますから、取引のために時間を取り分けなければなりません。

しかし、システムトレードの場合、取引はすべてシステムが行ってくれますので、自動取引中でも取引画面に向かう必要がありません

取引時間を有効に活用できるというメリットがあるわけですね。

半自動取引(リピート系)の場合、システム設定のためにある程度の時間が必要ですし、そのシステムがどんな構造になっているか研究のための時間が必須です。

しかし、一旦取引が始まってしまえば、あとは “自動取引” ですから、やはり時間を有効活用できるのは間違いありません。

まさに、[Time is money]ですね。

しかし、システムトレードも万能ではありません。

  • システムトレードでも損失を被る可能性はある

システムトレードで自動取引を行い、気づいたら評価損益がプラスになっていた! というときは、非常に嬉しいものです。

その反面、気づいたら評価損益がマイナスになっていることもあります

自動で取引したとはいえ損失はすべて自己責任。FX会社のせいにはできませんし、システムは一切悪くありません。

投資はすべて自己責任なのです

自動取引で損失を出すと、煮え切れない気持ちになります。

わたしも経験済みですけど、やりきれない気持ちがこみ上げてくるんです。

しかし、取引時間をお金で買ったわけですから、結果もすべて受け入れる必要があります。

裁量トレードとシステムトレードの違いとは

システムトレードにはメリットとデメリットがあることを理解したうえで、裁量取引とシステムトレードの違いを比較してみたいと思います。

  • 裁量トレード⇒取引行為は自分で行う
  • システムトレード⇒取引行為はシステムが行う

取引が面倒だと思う方はシステムトレードが向いているかもしれません。

  • 裁量トレード⇒取引時間がかかる
  • システムトレード⇒取引時間が節約できる

忙しい方はシステムトレードが必須ですが、ある程度フリーな時間がある人は裁量取引を。

または裁量トレードとシステムトレードの2刀流がおすすめです。効率よく利益を上げていけます。

  • 裁量トレード⇒勝ち方を勉強する必要がある
  • システムトレード⇒勝てるストラテジーまたは勝てる設定方法を学ぶ必要がある

どんなFX取引手法をするにしても学習は必須です

勉強なんかしたくない、楽して儲けたいという人はFXをおすすめしません。お金を捨てることになります。

勉強せずにFX取引をするならお金を捨てるようなもの

裁量取引とシステムトレードの共通点ですが、投資はすべて自己責任で!

FXの裁量トレード まとめ

FX初心者の登竜門「裁量トレード」は、自分で「買う・売る・様子見」を選択し売買注文を発注する取引手法のことでした。

FX取引の基礎とも言えますから、裁量取引のイロハのイをしっかり頭に入れておいて下さい。

それでは、また。

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