2017/10/15

ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラーから学べるFXの取引方法とは

先日ノーベル賞の発表があり、ノーベル経済学賞を受賞したのは米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授でした。

https://www.bloomberg.com

彼が説く経済学は突出しており、その内容を鑑みると実はFX取引にも当てはめられる点があるんですよね。その点をいくつか紹介したいと思います。

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ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラーから学べるFXの取引方法とは

この記事では、まずリチャード・セイラーとはどんな人物か簡単に紹介したあと、彼の経済学からFX取引に当てはめられる2つの点をお伝えします。その2点とは、

  • セルフコントロールを学べ
  • あぶく銭を使ってFXをするな

以上の通りです。では、まずはリチャード・セイラーとはどんな人物なのか見てみましょう。

リチャード・セイラーとは

  • 名前:リチャード・H・セイラー(英:Richard H.Thater)
  • 生年月日:1945年9月12日
  • 国籍:アメリカ
  • 職業:シカゴ大学教授
  • 専門分野:行動経済学
  • 著書:セイラー教授の行動経済学入門

略歴は以上の通り。

注目したいのは彼の専門分野の行動経済学で、これまでの彼の主張が評価されノーベル賞受賞に至ったようです。

これまでの経済学とは、人は合理的な判断をするのが前提でしたが、セイラー氏の行動経済学は人の心理要素を経済学に組み込んだもので、これまでの経済学と一線を画するものになります。

経済学は数字や数値だけで計るのではなく、人の心理も考えなければいけないということでしょう。まったく同感です。

彼の行動経済学を見ていくと、FX投資にも当てはめられることがよくわかります。以下、2つの点を見ていきます。

セルフコントロールを学べ

セイラー氏の行動経済学では、人のセルフコントロールに注目しています。言い換えると、セルフコントロールが欠如する傾向にあるということを証明しているのです。たとえば…

  • 今、1万円をもらう
  • 2年後に2万円をもらう

あなたならどっちを選択しますか?

2万円をもらうほうがお得ですが、今1万円もらうほうを選択する方が少なくないのでは? これがセイラー氏の行動経済学です。

一般経済学では「2万円をもらう」というのが合理的と説くかもしれませんが、行動経済学では人の心理要素を組み込み、「今」という要素が人の行動に影響を及ぼすとしているのです。

確かに、2年後という期間は長く不安定要素があることを考えると、もらえる額が少なくても「今」を選ぶかもしれませんね。セイラー氏、人の心を読んでいます…。

ここから学べるのは、セルフコントロールをしっかり行い、合理的・理性的にFX取引する必要があるという点です。

FXでスワップ運用をしているとします。保有通貨が上昇し、“今” 売却すれば5000円の利益になりますが、1年間保有すればスワップ利益として約3万円獲得予定です。

さて、あなたならどうしますか?

この場合、すぐに売却することは間違いではないかもしれません。為替相場動向が悪い局面なら売りを考える必要があるからです。

しかし、一般論として、3万円のスワップ利益予定なのに5000円のために衝動的にポジション決済してしまうのは、セルココントロールの欠如です。セイラー氏に怒られます(笑)

セイラー氏が言う人の「セルフコントロールの欠如」という傾向を意識し、どんな局面でも合理的・理性的にFX取引できれば、より効率よく、しっかりと利益を手にすることができるはずです。

セルフコントロールしながらFX取引をしたいものです。

あぶく銭を使ってFXをするな

セイラー氏が行動経済学の中で証明したもう一つの点は、メンタル・アカウンティング(心合理的・理性的の会計)という理論です。

例えば、人は労苦して稼いだお金は慎重に使うのに対し、あぶく銭は簡単に使ってしまう、というもの。

何か思い当たる点がありませんか…? セイラー氏、人の心を読んでいますね。

FX取引するとき、何を元手資金にしていますか? 基本は余裕資金ですよね。生活費をFX取引に充てるのは間違っているというのが、これまでの基本的な考えでした。

この考えはこれからも変える必要はないと思われます。FXはリスクがありますから、リスク対策という角度から考えると生活費をFXに投入するのは間違っています。

しかし、余裕資金とはいえ、自分で苦労して稼いだお金である必要がある。これをセイラー氏の行動経済学から学べると思います。

自分で稼いだお金なら無駄になるようなことは絶対さけるでしょうし、FXで利益を得るために必死で勉強する推進力にもなります。

だから、FXのデモ口座ばかりやっていてはいけないんですね。デモ口座はすべて仮想資金、あぶく銭とも言えます。テキトーに取引して負けても何の損もありませんから。デモ口座ではFX取引技術の向上にはならないと理解できます。

セイラー氏、すごい。すべてお見通しです。

あぶく銭を使わずにFX取引をしたいものです。

リチャード・セイラーから学べるFXの取引方法 まとめ

ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー氏、その行動経済学から学べたのは、

  • セルフコントロールを学べ
  • あぶく銭を使ってFXをするな

この2点です。実際この点は今のFXトレーダーの多くが知っている情報かもしれませんが、セイラー氏の行動経済学によって裏付けられたと言えます。

セイラー氏の行動経済学を意識してFX取引を行いましょう。

それでは、また。

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