FXスワップ派に向いているのはどれ? メキシコペソ、南アランド、トルコリラを徹底比較

FXでスワップ運用を狙って取引する際、高金利3大通貨のメキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラを無視して運用はできません。

しかし、その3大通貨それぞれに特色があり、結局スワップトレードに最適なのはどの通貨なのかという疑問があります。

そこで、メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラの3通貨を各方面から比較してみました。FXでのスワップ取引に関心のある方は参考にしてください。

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FXスワップ派に向いているのはどれ? メキシコペソ、南アランド、トルコリラを徹底比較

この記事では4つの面からメキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラを比較しています。

  1. ボラティリティ比較
  2. ソブリン格付け比較
  3. スワップポイント比較
  4. 利益回収率比較

FXスワップトレードに最適の通貨を探し出してみましょう。

ボラティリティ比較

初めに、3通貨のボラティリティ(変動率)を比較します。

ボラティリティが高い=値動きが激しいわけですから、保有通貨の大きな変動で時価残高が低下しロスカットになってしまう可能性が高くなります

ボラティリティの高さにはFX口座内へ十二分な資金を入金させておくことで対処ができるものの、腰を据えて安定的な取引が難しいかもしれません。

FXでスワップトレードをするとき、なるべくボラティリティが低いほうが望ましいと言えるでしょう。

では、メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラの変動率はどの程度でしょうか? 変動率がすぐわかる比較サイトを利用してボラティリティを調べてみました。

画像元:http://www.myfxbook.com/forex-market/volatility

対米ドルでのボラティリティを見てみました。スワップ運用は長いスパンでの取引になりますから、ボラティリティ表では一番右の月ごとの変動率を比較してみます。

数値を比較すれば一目瞭然、ドル/メキシコペソやドル/南アランドのボラが一桁なのに対し、米ドル/トルコリラは20%を超えています

トルコリラのスワップポイントは高いのでFXで投資する魅力はありますが、リスクが高い通貨と言えそうです。

変動率でいえば、メキシコペソの約3倍、南アフリカランドの約4倍です。ボラティリティの面から言うと、トルコリラは避けたほうが良いのかもしれません。

ソブリン格付け

ソブリン格付けの面から3か国を比較してみます。格付けが高いほど信用度が高く、通貨レートも比較的安定する傾向にあります。

格付け主要機関の一角「S&P」の格付けを参考に見てみましょう。

  • メキシコ:自国通貨長期⇒A-、外貨建て長期⇒BBB+
  • 南アフリカ:自国通貨長期⇒BB+、外貨建て長期⇒BB
  • トルコ:自国通貨長期⇒BB、外貨建て長期⇒BB-

S&Pの格付けカテゴリーでは、BB+以下が投資不適格級にあたります。つまり、メキシコは投資適格級なのに対し、南アフリカとトルコは投資不適格級です。

主要格付け機関の意見と格付けはほぼ一致していますから、ソブリン格付けの面からみて安定的な投資が望めるのはメキシコであり、南アフリカとトルコは投機的になりやすいので注意が必要です。

格付けに関しては以下の記事を参考にしてください↓

スワップポイント比較

3通貨のスワップポイントを比較してみます。

当然、時期やFX口座によってスワップポイントが異なりますので、あくまでも執筆時点のスワップ比較になります。

2018年7月、業界最高水準のスワップポイントを提供しているみんなのFX(トレイダーズ証券)のスワップポイントを参考にして比較してみましょう。

  • メキシコペソ:15円/日、1万通貨
  • 南アフリカランド:20円/日、1万通貨
  • トルコリラ:110円/日、1万通貨

より多くのスワップポイントが欲しいというなら、トルコリラが有利です。しかし、トルコリラレートは約24円ですから、レバレッジ25倍での取引には約9,600円の証拠金が必要になり、レバレッジをかけない(1倍)取引の場合には約24万円の証拠金が必要です。

1万通貨ごとの必要証拠金も比較しておきましょう。

  • メキシコペソ:レバレッジ25倍⇒約2,200円、レバレッジ1倍⇒約5万5,000円
  • 南アフリカランド:レバレッジ25倍⇒約3,400円、レバレッジ1倍⇒約8万5,000円
  • トルコリラ:レバレッジ25倍⇒約9,600円、レバレッジ1倍⇒約24万円

スワップポイントが高い通貨は相応の取引資金が必要になること、お分かりいただけると思います。

スワップポイントの面から考えると、各投資家の用意できる投資準備金に応じて運用通貨を選別する必要がありそうです。

利益回収率比較

最後に、利益回収率を比較してみます。簡単に言うと、必要証拠金に対してどれほどのスワップポイントを獲得見込みになるかの比較です。

もちろん、スワップポイントは獲得見込みに過ぎず、将来ずっと同額のスワップを付与されることは保証されていませんので注意して下さい。あくまでも現時点での回収率になります。

上で挙げましたが、3通貨のスワップポイントと必要証拠金をもう一度確認です。(左が1万通貨ごとのスワップポイント、右がレバレッジ1倍の必要証拠金。データは2018年7月のもの)

  • メキシコペソ:15円/約5万5,000円
  • 南アフリカランド:20円/約8万5,000円
  • トルコリラ:110円/約24万円

このデータに基づき回収率を計算してみます。

  • メキシコペソ≒0.027%
  • 南アフリカランド≒0.024%
  • トルコリラ≒0.046%

レバレッジをかけない場合、回収率は全体的に低くなります。その中、一番高い回収率はトルコリラの0.046%です。

効率よくスワップポイントを獲得したいと思うなら、トルコリラは一つの選択肢でしょう。しかし、ボラティリティが高くリスクが高めの通貨であることはお忘れなく

ちなみにレバレッジ3倍にすれば、多少回収率は高くなります。レバレッジ3倍のケースでの回収率を見ておきましょう。

  • メキシコペソ≒0.082%
  • 南アフリカランド≒0.072%
  • トルコリラ≒0.138%

レバレッジ3倍なら回収率はそれなりに高くなりますね。

レバレッジを上げすぎると比例してリスクが高くなります。長期投資の場合、レバレッジを3倍以下を一つの目安として運用することをおすすめします。

メキシコペソ、南アランド、トルコリラを徹底比較 まとめ

今回はメキシコペソ、南アランド、トルコリラを4つの面から徹底比較しました。

それぞれの通貨に特色があります。運用プランやニーズに適した通貨を選別し運用していただければと思います。

それでは、また。

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