【外貨預金】 FX口座でリスクを最大限抑えて外貨預金する方法

 

FXはリスクが高く危険な投機行為だ。

こう感じている方が少なくないようですが、それは大きな誤解です。

結論から言いますと、外貨預金のほうがリスクの高い資産運用法です。それに対し、FXはリスクを容易に抑えて資産運用ができます

また、銀行で外貨預金をするなら、FX口座で外貨預金をすることをおすすめします。FX口座では銀行と同等の外貨預金ができるだけでなく、臨機応変な対応が可能な投資法です。

今回は、FX口座でリスクを最大限抑えて外貨預金する方法をご紹介します。

FX口座で外貨預金型FX取引をする方法

FXの 「レバレッジ」 「証拠金維持率」 「ロスカット」を理解する

FX口座で外貨預金をするにあたり、3つのFX専門用語を理解する必要があります。

  1. レバレッジ
  2. 証拠金維持率
  3. ロスカット

この3つのワードを理解することが外貨預金型FX取引を始める第1歩となります。しっかり明記していただければと思います。

レバレッジ

FX最大の特色とも言えるレバレッジ。レバレッジには「てこ」という意味があります。

てこは小さな力で大きなモノを動かすのに有用な働きをするわけですが、FX取引においてもレバレッジが “てこ” のような働きをし、外貨を運用します。

FX取引をするとき、FX各社が定めた必要証拠金額を預け、その必要証拠金の最大25倍の外貨を運用します。これがレバレッジの作用です。

たとえば、米ドル円レートが1米ドル=120円のとき、米ドルを10,000ドル運用するとします。運用額は120万円分の米ドルなのですが、運用額×4%の金額を必要証拠金としてFX会社に預ければ120万円分の米ドルを運用できるのです。

必要証拠金は約48,000円になります。レートが変動すれば必要証拠金も変動しますが、取引を始めるときに必要な証拠金は約48,000円の計算です。

48,000円の証拠金を預けて120万円分の米ドルを “動かす”。まさにてこの原理ですね。ただし、これはレバレッジが25倍のケースです。

簡単に言うと、レバレッジを最大限利用すると少額取引でハイリターンを望めますが、比例してリスクが高いのも事実です。

そこで留意したいのが、実効レバレッジです。

実効レバレッジ

実効レバレッジとは、FX口座内金額に対する必要証拠金額の割合です。つまり、運用額とFX口座内金額を同額にすれば実効レバレッジは1倍となり、銀行での外貨預金と同等の取引となります。

先に挙げた例でもう一度考えてみます。

ドル円レートが120円のとき、レバレッジ25倍で運用するなら必要証拠金は約48,000円でした。しかし、FX口座内に120万円入っていれば、実効レバレッジは1倍です。

  • 運用外貨120万円分=FX口座内金額120万円

以上のように、実効レバレッジを1倍として取引するなら銀行での外貨預金と同等で、しかもリスクを抑えた取引となります。

レバレッジ25倍と実効レバレッジ1倍ではなぜリスクが異なるのかについては、後述します。

銀行外貨預金と外貨預金型FX取引の大きな違い

銀行での外貨預金はレバレッジなし、つまりレバレッジ1倍です。では、銀行の外貨預金と外貨預金型FX取引では何が違うのでしょうか?

大きな違いは2つあります。ひとつは為替手数料、もうひとつは預金解約方法です。

為替手数料の違い

銀行で外貨預金するときは、まず日本円を外貨に両替し、満期を迎えたら外貨を日本円に両替します。この往復の両替時に為替手数料がかかるのですが、この為替手数料がバカ高いんです。

ネットバンクなら比較的安く設定されていますが、それでもぼったくり状態です。楽天銀行の為替手数料を一例に見てみます。

 

画像元 http://www.rakuten-bank.co.jp/assets/forexdep/?l-id=top_T_0701_0006_CO10#anchor-03

画像元 http://www.rakuten-bank.co.jp/assets/forexdep/?l-id=top_T_0701_0006_CO10#anchor-03

米ドルの場合、1米ドルにつき片道25銭の為替手数料がかかりますから、往復で50銭です。120万円分の米ドル(約10,000ドル)を預金するなら、5,000円の手数料がかかる計算です。

しかし、FX取引における為替手数料は0円。ただし、スプレッドという形で手数料がかかりますが、10,000米ドルの取引でかかる手数料は約30円です。(ドル円スプレッド0.3銭の場合)

5,000円の手数料と30円の手数料、比べるまでもありません。FX口座での外貨預金がベストです。

預金解約方法の違い

銀行での外貨定期預金をすると金利は比較的高いのですが、原則解約不可です。

現金が必要になった、あるいは円が急騰し損失を被りそうだから今すぐ解約したいと思っても、解約不可。解約ができたとしても違約金が発生します。いずれにしろ損失がでますよね。

しかし、FXは原則24時間取引可能で、いつでも好きな時に預入れている預金を引出すことができます。もちろん解約違約金などは発生しません。

為替レートは時に大きく変動します。投資金の機動性は必ず確保しなければなりませんから、この面においても外貨預金型FX取引に優位性があると言えます。

簡単にまとめますが、FX口座にて実効レバレッジ1倍(運用額と同額を口座内に入金)で取引することでリスクを抑えて、かつ機動性・機敏性を保った外貨預金が可能になります。

【ポイント】実効レバレッジを1倍にして外貨預金型FX取引を行なうこと

 

リスクを抑えた機動性あるFX取引

証拠金維持率

FX口座内入金額に対する必要証拠金額の割合を証拠金維持率と言います。

  • 証拠金維持率=(FX口座内金額÷必要証拠金)×100

後述しますが、一定の証拠金維持率を割ると強制的にロスカットとなりますので、ある程度余裕ある金額をFX口座内に入金しておくのが理想です。

どの程度の証拠金維持率が安全と言えるかは、取引する人と取引通貨によって異なります。証拠金維持率は300%以上必要という人もいれば、200%で十分だという人もいます。

しかし、大前提として覚えておきたいのは、証拠金維持率が高ければ高いほどリスク減少となる、という原則です。

【ポイント】証拠金維持率がなるべく高い状態で外貨預金型FX取引を行なうこと

ロスカット

ロスカットとは、先に挙げた証拠金維持率が定められた維持率を割ったとき、強制的に決済されることです。

どの時点でロスカットが発生するかは利用するFX会社によって違いますので、取引前に利用FX会社HP等で確認してください。

ちなみに、筆者が利用しているFX各口座のロスカットレベルを見てみると、

となっています。

FXダイレクトプラスやヒロセ通商で言えば、証拠金維持率100%を割らないようにFX口座内に十分な金額を入れておく必要があります。

ここで重要になってくるのが、先に挙げた「実効レバレッジ1倍」です。

ドル円が120円のときに10,000米ドル運用するなら、

  • 実効レバレッジ1倍=口座内入金額120万円
  • レバレッジ25倍=必要証拠金額48,000円

以上の金額が必要になります。

実効レバレッジ1倍で米ドルを運用したいなら、120万円をFX口座内に入金します。ロスカットは証拠金維持率100%を割った時点、つまり120万円が48,000円に減少してしまった場合です。

しかし、120万円の資金が48,000円に減少することなどあるのでしょうか?

FX口座内資金120万円が48,000円になるには・・・

  • (1,200,000-48,000)÷取引数量10,000通貨=115.2円
  • ドル円レート120円-115.2円=4.8円

ドル円120円のレートが4.8円になるまでロスカットは発生しません。ドル円が4.8円になる…。ドル円の史上最高値はリーマンショック後で、約75円です。

ドル円が4.8円になると考えるのは非現実的な話ですから、ロスカットにひっかからず半永久的に運用できると考えてください。

一方で、実効レバレッジがもっと高いケースでは、どの程度の値幅でロスカットになるのか計算してみました。

  • 実効レバレッジ2倍=-55.2円(ドル円64.8円)でロスカット
  • 実効レバレッジ5倍=-19.2円(ドル円100.8円)でロスカット
  • 実効レバレッジ10倍=-7.2円(ドル円112.8円)でロスカット
  • 実効レバレッジ25倍=レートがほんの少しマイナスになっただけでロスカット

ご覧の通り、実効レバレッジが高いほどロスカットになる確率が高いことがわかります。

言い換えると、FX口座内入金額が多いほどロスカットになる確率が低く、リスクを抑えた取引が可能になります。

【ポイント】ロスカットにならないよう実効レバレッジを抑えて取引することで、より安全でリスクを抑えた外貨預金型FX取引ができる

 

安全第一としたFX取引が肝心

FX口座で外貨預金をする【外貨預金型FX取引】 まとめ

FX口座で外貨預金をする方法をまとめます。

  • 実効レバレッジ1倍で外貨預金する

これが最大のポイントです。FX取引では最大25倍のレバレッジをきかせて取引できますが、FX口座内に運用同等額を入金することで実効レバレッジを1倍にして取引できます。

実効レバレッジ1倍でのFX取引が賢い運用方法で、FX口座にてリスクを抑えた外貨預金が可能になります。

そして、忘れていけない原則ですが、いかなる状況でも証拠金維持率を高く、実効レバレッジを低く設定することを意識します。そうすればロスカットに遭うリスクを避けられます。

以上の点を念頭に置き、FX口座で外貨預金を始めましょう。

それでは、また。

 

筆者はSBIFXトレードでNZドルと南アフリカランドの外貨預金をしています↓
FXスワップ運用でSBIFXトレードを利用している理由3つ

SBIFXトレード、イチオシです↓
SBIFXトレード

 

また、ヒロセ通商でトルコリラの外貨預金をしています↓
トルコリラスワップ運用をするならヒロセ通商がおすすめの理由とは

公式サイトはコチラ↓
FX取引ならヒロセ通商へ

 

人民元外貨預金はFXダイレクトプラス(セントラル短資FX)を活用しています↓
2016年が明けたので新しい投資に挑戦 人民元FX取引を始めてみた

セントラル短資FXもイチオシです↓
FXダイレクトプラス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket